
この家を大阪の川の上に流したそうだが(そして近年も再現されたそうだが)、私はどうしても小沢さんの『「エロ事師たち」より 人類学入門』のラストシーンを思い出してしまう。

背中を向けているのは松澤宥氏。THE PLAYの名のように彼らの活動には遊び心やユーモアを感じるけれど、同時に宇宙と繋がっていくようなコンセプチュアルな面も強い。松澤宥と絡んでいることからも彼らの志向がわかる。

THE PLAY展は写真撮影可だったので撮らせてもらう。この写真ではよく分からないと思うけど、10年間にわたって続けられた雷を人為的に落とすために造られた櫓を再現したもの。

ミロの壁画。これが万博公園時代の国際美術館にあったことは覚えている。もとを辿れば大阪万博のガス館(だったかな)のために描かれたもの。

国立国際美術館。中之島に移転してからは初めてだが、前に万博記念公園にあった時を入れても二回目にしかならないと思う。その前回というのは1998年の「瀧口修造とその周辺」展を見に行ったのだった。

北川貴好さんのオープンハウスに行った。今は北川さんのお父さんの事務所?として使われているが、北川さん自身が住んでいた時期もあるのだとか。写真はマンションのエレベーターに貼ってあったもので、ここで言う内覧会というのが今回のオープンハウスのことなのかな。

かす汁定食というのを食べた。かす汁は大阪ではよく食べるらしい。が、それをメインにしてどんぶり一杯食わせるのは必ずしも一般的ではないという。

榎忠が「鬱積した表現意欲」(瀧口修造)を持ち合わせていたとする論考

会場内にスクリーンのように吊られているのはこの五十嵐大介さんのマンガを拡大したもの。私はほとんどマンガを読まないからこの人のことも知らなかったけど、いいですね。
