
2月には「雛めぐり」があるからぜひまた岩槻に来てください、とボランティアの女性は言った。

こちらは、向井山朋子さんのインスタレーションのあるK邸。

かつては雛祭りの時期が近づくと、岩槻の街道は雛飾りを買い求めに市外から訪れる車で渋滞していたという。七段飾りを置く家も少なくなり、岩槻の賑わいも次第に陰っていった。そんな話を近所から来ているというボランティアの年配の女性から聞いた。

同じく食堂で、これはレジデンスのアーティストが残したものだと思うが。

雛飾りの部品がいくつも残されていた。

臨時雇社員の多くは東北地方からの出稼ぎだったそうだ。この人形も東北の故郷から持ち込まれたか。臨時雇社員は雛人形の出荷作業に従事したというから、この寮が賑わったのは雛祭り前の1~2月頃だろうか。

東玉社員寮食堂の棚。かつての臨時雇社員によって持ち込まれた本と、昨年のリノベーション以来作家によって持ち込まれた本が併存している。

楽天地スパには『サ道』も『マンガ サ道』も完備していますよ

これは日曜の夕方ですが、結構ギリギリな状況みたい(私は入りませんでしたが)。この時期は混むのかな?
