ここしばらく、近所の歯医者に通って歯石を取ってもらっている。
先々週から通い始めて、これまで3回診てもらった。
最初は1、2回も診てもらえば済むかなと思っていたのだけど、前回の帰り際に、今度の予約はどうしますかなんて聞かれたということは、まだあと何回か来ないといけないのだろうか。
といっても、歯医者に行くのが別にイヤなわけじゃなくて、むしろもうしばらく歯医者通いを続けたいくらい。
実は、いま診てもらっている先生が女医さんで、そうねえ、年はぼくと同じくらいか。それで、その先生が、ぼく好みの、結構ぐっとくるタイプなのです。
当たり前なんだけど、歯はキレイ。そりゃ歯医者さんだし。
そういう素敵な人に、唇をぐいっと押し広げられて、奥の奥まで覗き込まれて。
誰にも見せたことのない部分が丸見えの写真まで撮られて(歯のレントゲンを撮られた)。
電気仕掛けの道具がギューンって音を出しながら敏感な箇所に押し当てられて。
あんまり激しくって血が出てきちゃった(歯ぐきが炎症を起こしていた)。
という、ほとんどSMじゃないかっていうくらいの勢いですが。
そうか、歯医者ってのはいいところなんだ、っていうのが、この年になってわかってきた。
この楽しみは、お子様にはわからないだろうなあ。
今度はいつ診てもらおうか、楽しみで楽しみで。
診察室で、もうひとりのおじさんの先生が出てきたら、急用ができたって言って帰ります。