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私の越後妻有アートトリエンナーレ雑録 その3
特急と各駅停車とでは、景色の見え方がだいぶ違うものだと思う。
越後湯沢でほくほく線の各駅停車に乗り換えて、六日町あたりをトロトロ走っていると、特に築が浅い家屋は、みんな上げ底したみたいに床下が高くなっているのが目に付く。雪が深いと、玄関が高いところにあるほうが出入りの時に都合がいいんだろう。
一方、松代の商店街は古い家が多いから、上げ底の家はそれほど目立たないけれど、やはり新しい家は床下が高い。
今、この文章を書いていて思い至ったのだけど、あるいは、六日町のあたりは先年の地震の被害でどの家も新しく建て直さざるをえなかった、だから、あれだけ上げ底の家が目に付くようになったということなのか・・・。