
ぼくは、いま現在もこれまでも、芸術だの文化だのに携わって飯を食ったことはなく、また、かつてそのような活動を行う組織に属したこともない。
そのことが幸いしたというべきなのか、これまでぼくは、もっぱらアートを見る側、受け入れる側の人間であるという立場に安住していることができた。
いったんそのような側に身を置いてしまえば、アーティストは常に自分とは別世界の住人であり、こちらは一方的に讃嘆してさえいればそれで事足りた。
そういうものだろうと思っていたし、また、そういうものだと思おうとしていた。
ひらきつうしん

ぼくは、いま現在もこれまでも、芸術だの文化だのに携わって飯を食ったことはなく、また、かつてそのような活動を行う組織に属したこともない。
そのことが幸いしたというべきなのか、これまでぼくは、もっぱらアートを見る側、受け入れる側の人間であるという立場に安住していることができた。
いったんそのような側に身を置いてしまえば、アーティストは常に自分とは別世界の住人であり、こちらは一方的に讃嘆してさえいればそれで事足りた。
そういうものだろうと思っていたし、また、そういうものだと思おうとしていた。