十二階下「曖昧屋」

■概要
江戸から明治、大正頃までの浅草を中心とした大衆芸能、都市風俗についての勉強会。
東京スカイツリーをかつての凌雲閣(十二階)に見立て、当時の流行歌を聞いたり、(できれば)見世物芸を追体験したりすることを通して、「いかがわしさ」を現代のすみだ川エリアに復興させることを目的とする。

■日時
6月30日[木] 18:00-20:00  

■会場
アサヒ・アートスクエア「南畝と仲間が集う処」
http://asahiartsquare.org/?page_id=14

■料金
無料

■出演者
KAMEP(開 康寛、長津 結一郎)
特別出演:葛西 周(東京藝術大学音楽学部教育研究助手)

■予約・問合せ
担当:開 康寛(ひらき やすひろ) 
yasuhiro@hiraki.jp

■趣旨
明治から大正にかけて浅草に「凌雲閣」(十二階)という塔がありました。凌雲閣の下には見世物小屋、演芸場、そして何を売っているのかよくわからない有象無象の怪しげな店が立ち並んでいました。そして関東大震災の後、十二階は忽然と姿を消しました。
わたしたちは東京スカイツリーをかつての凌雲閣に見立て、いかがわしくも魅惑的な当時の浅草の雰囲気を、スカイツリーの下、現代のすみだ川エリアに吹き込み、何かとご清潔で息苦しいこのご時世に、「いかがわしさ」をいかに復興させるかを考えます。

「曖昧」という言葉には、いかがわしい、後ろ暗いといった意味があり、「曖昧屋」といえば、普通の飲食店などのふりをしてひそかに売春させる店のことをいいます。といって、今回は実際に売春をさせるわけにはいかないので、この言葉からいかがわしさ、怪しさ、したたかさのエッセンスをいただいて、明治から大正の流行歌をかけながら、当時の芸能や風俗について語り、さらには、もしかしたら参加者が実際に見世物芸に挑戦してみるかも、という場にしたいと考えています。

(参考)十二階略年表
○明治23年(1890) 「凌雲閣」竣工
○明治30年代、塔下一帯に私娼街が形成された。「十二階下」といえばこれを指す。
 ただし、店の名目は銘酒屋、新聞縦覧所、碁会所という「曖昧屋」
○明治44年(1911) 「十二階演芸場」開場
○大正12年(1923) 関東大震災で上層階が崩落、その後爆破