湯ざめ

今の住まいからそう遠くないところにある銭湯を妙に気に入ってしまって、ちょうど寒くなってきたし、このところ二日開けずに通っている。
少し遅い時間に入口の戸を開けたら、番台の傍に立っているおじいさんと目が合ってしまった。番台の中のおじいさんと立ち話をしていたようだ。衣服を脱ぎながら二人の話を聞くでもなく聞いていると、客のほうのおじいさんは、言葉の端々から東京の生まれでないような気がする。このあたりは北関東や東北の出身者が多い。
湯船につかって、番台のほうをちらと見ると、まだ立ち話は続いている。どちらかというと、ぼくは長風呂のほうじゃないかと思うが、湯船を出たり入ったりしつつ、ふと見ると、まだ話している。そのうちいつまで話しているのか気になりだした。今日はとりわけ寒いし、年も年みたいだし、湯ざめでもして風邪でもひかないといいのだが。
30分程経っただろうか。ぼくが脱衣場に戻った途端、入れ替わりみたいに客のおじいさんは帰って行った。なぜか肩すかしにあったような気分になった。

2013年11月11日のこころのまとめ

  • 古いね ->
  • ふと思ったんですが、富山県は観光キャラクターにデスラー総統を起用して、伊武雅刀に「久しぶりだね富山の諸君」「逢いたかったよ富山の諸君」などと言わせるのはどうですか ->
  • 今日は今シーズン初マフラーでした。このぶんなら初手袋の日も近そうです。 ->
  • また眠れない夜が来ちゃった ->

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小沢さんはさて措き、圧倒されたのは山口昌男氏の巨大さで、不勉強な私は何も言えないのだけど、石塚純一氏の語る山口昌男と北海道の話を興味深く聞いた。石塚氏からは小樽文学館の玉川薫さんの名前も出た。小樽文学館には今年の春瀧口修造展を見に伺ったけど、山口昌男のことを読んだのを思い出した。

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直接小沢さんに触れた話は少なかったけど、それもまた小沢さんと見世物の関わり方を映しているような気がしないでもない。今日の浅草雑芸団の上島敏昭さんの話を聞いても、小沢さんは見世物に愛着を持っていたのは確かだろうが、耽溺することなく、一本線を引いてクールに付き合っていた感がある。