寝起きがすっきりしない。寝不足気味の頭で、洗濯機を二回動かして干したり、朝飯とも言えないようなものを作って食べたりしているうちに午前中が過ぎる。

午後から外出。永田町で有楽町線乗り換え、中村橋へ。

練馬区立美術館も久し振り。一昨年の池田龍雄展以来か。2年位はあっという間に経つ。

緑地では子供たちが元気に遊んでいて、いかにも休日の公園という風情である。一方、美術館のロビーには鑑賞に疲れた大人たちが居眠りする姿が見えて、好対照を成している。もっとも、2時間後には私自身がこの大人たちに続くことになる。

「Re construction 再構築」展に。

開館35周年記念を謳う展示だが、当館の所蔵作品と、4人の現代作家による「所蔵作品を再構築した作品」を組み合わせた構成で、コロナ禍による制約もあろうが、この実直さは好ましい。

展示の冒頭はもっぱら所蔵作品による構成だったが、戦中、戦後の作品からは、制作された時代背景と作品との不可分性が静かに伝わってくる。難波田龍起の繊細な抽象画の前でしばらく佇んでいた。

所蔵作品の再解釈・再構築に携わった4人の作家の中では、流麻二果さんのアプローチが印象に残った。作家はもともと、既存の絵画を取り上げた作品のシリーズを制作しているというから、その手法と今回の展示の趣旨は親和性があったのかも知れない。

所蔵の日本画を取り上げて制作した自作と元の絵をそれぞれ並べて展示していたが、併置された作品の間から、元の絵に秘められた声が聞こえてくるようだった。それは文楽人形と太夫の関係を思わせた。

大小島真木さんの作品は何度か見たことがある。最近だと府中市美術館での公開制作か。人間と動物、植物の生が混淆する世界観とスケールの大きな作品には毎回目を奪われるが、生の中にあまり性を感じないように思う。あるいは私が見落としているのか。そのあたりは、少々物足りなくもある。

せっかく練馬まで来たので、東池袋で降りてレスタに寄ろうか迷ったけど、結局どこにも寄り道せず帰った。適当に夕飯を食べて、腹がふくれたので少し休んで、1時間程したら散歩がてら銭湯でも行くかと思って横になったら、気がついたら3時過ぎ。6時間位寝ていた。

眠すぎ。6,276歩。

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