新年おめでとうございます。
ゆうべ、午後8時過ぎに黒部駅を出て、長岡周りで東京に戻ってきた。
最初は、ホントにこの乗り継ぎで東京に帰ってこられるのかな?って思ってたんだけど。
というのは、切符を見ると、特急北越の長岡着の時刻が、21時43分。
東京行き最終の新幹線の長岡発の時刻が、21時42分。
切符に書いてあるとおりに電車が動いたら、ぼくは長岡で足止めじゃないですか。


長岡に身寄りはないし、どこかホテルでも探すか、それこそ仮設住宅にでも泊めてもらわないといけない。不謹慎ですかね。ゴメンナサイ。
ただでさえ間に合わないのかもしれないのに、地震の影響のために特急が柏崎と長岡の間でかなり減速したせいで、長岡着が時刻表の定刻より随分遅くなった。
結論からいうと、長岡駅で接続の新幹線がずっと待ち合わせをしてくれていたので、無事に乗り継いで東京に戻ってきたわけです。
新幹線は発車時間を過ぎてから15分以上も待っていたらしい。なんだか悪い気もする。
といっても、遅くなったのは、ぼくのせいではないから致し方ない。
長岡までの特急は帰省シーズンがウソみたいにガラガラだったが、さすがに新幹線は満員だった。最終電車ということもあるのだろう。
上野駅からタクシーに乗って、部屋についたら12時を回っていた。
この時間の電車で東京に戻ってくると、駅からうちまで歩く気力はないし、いつも上野駅からタクシーに乗るのです。もう少し早い時間だったら、御徒町から都バスに乗ってもいいんだけど。
駅前の交差点でタクシーを拾って乗り込んだら、運転手さんが「外はだいぶ寒くなりましたか」と聞いてきた。
そんなことを聞かれても、こっちは今、上野に着いたばかりでよく分からないのです。
ともあれ、ゆうべのタクシーの運転手さんは、決して馴れ馴れしくはなく、それでいて程よい間合いで話しかけてくれてよかった。あんまり無愛想というのも気詰まりだし。
降り際も、「お風邪をひかないように」みたいに声を掛けてくれて、ひとり、この東京砂漠に着いたばかりのぼくの心に、気持ちのいい余韻を残してくれたのだった。
その程度のことで気分がだいぶ違うんだから、心配りとかサービスってのは大事ですなあ。
うちに帰って、少し片付け物をしたりして、ベッドに横になったのは1時くらいだったけど、なぜかすぐに寝付かれず、何度か布団から出たりまた入ったりして、結局、ウトウトし出したのは3時を過ぎた頃だったと思う。
おかげで今朝は、圧倒的に寝が足りないのです。
あの、すいません、今日の話はオチがないですから。言っときますけど。

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