早朝に一度目が覚めた時は、まだ雨音は聞こえていなかったから、思い切って寝床から抜け出して、少しでも外に出ればよかった。朝方に少し歩く程度では到底1万歩には足りないだろうけれど。

ここ一年程、意識して毎日1万歩以上歩くようにしている。月ごとの平均では1日あたり1万歩は達成しているが、できるだけそれが途切れないようにしたい。直近では3月23日から連続で1日1万歩以上歩いている。もちろん今日も続けたい。

秋から冬にかけての東京は、からりと晴れる日が多いから、天候だけで言えば、1日1万歩は難なく歩ける。天気が崩れる日もあるけれど、外を歩けない程の雨が一日じゅう降り続くことは冬場では滅多にない。ところが春が近づくと、怪しい日が次第に増えてくる。

起き出した時は、もう雨が降っていた。前日に見た天気予報では、夕方には雨は上がるということだったから、夜に歩けば1日1万歩は達成できるだろうと考えた。朝は家にあったもので済ませた。

正午を過ぎても雨は降り続いている。昼も適当に片付けた。

夕刻、所用。希望的観測で、所用が終わるころには上がるだろうと思っていた。しかし、東京の雨雲レーダーの画像をしばらく眺めていても、一向に雨雲が消える様子はない。そのうち諦めて適当に飯を食って寝てしまった。

というわけで、今回の連続一日一万歩は23日目で途絶えた。

そして、一歩も家の外に出ない、正真正銘の巣ごもり日となった。31歩。これは寝床と机の間をスマホを持って移動した分の歩数ということになる。

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