ハマトリもいいがBankART Lifeも見に行かないと。
そう思って、まず馬車道のBankART1929を覗いたら、ブックフェアをやっていた(もう3週間程前の話だ)。
美術関係の本や雑誌を取り扱っている出版社やギャラリーなどが、BankART1929のホールにブースを出して、自分たちの本を即売している。
といっても、そんなに大きなブースじゃないですよ。お祭りの屋台くらいなものか。そこに、店番の人がひとりかふたり、ちょこんと座っている。そんな小さな本屋が、ホールの中にぎっしり並んでいた。
こちらは別に本を買うつもりで来たわけじゃないから、適当に冷やかしながら歩いていると、一軒、奇妙な古本屋が目にとまった。
どう奇妙かというと、その店の売り物の本は、すべて、封をされた紙袋の中に入っていて、袋の中身を外から確かめることができない。
なんだろうと思って店の前で足を止めると、箱の中からクジを1枚引くように促された。クジには4桁の数字が書いてある。本が入っている紙袋にもあらかじめ4桁の数字がスタンプしてあって、お客さんは、引いたクジと同じ数字の本を一冊買うことができるというわけ。実は、この4桁の数字は西暦で、包まれている本の出版年なのだとか。
ものは試し、やってみましょうか。
ということで、出てきた数字が「1982」。
何冊かあった「1982」の本のなかから、ぼくが選んだ1冊が、これ。まだ、封を開けてません。
せっかくなので、今、封を切ってみましょう。どんな本が入っているのかな?
沢村貞子「わたしの茶の間」だって。
art x book fair (PDFファイル)
http://www.h7.dion.ne.jp/~bankart/whatsnew/images/bookfair.pdf
ブックピックオーケストラ
http://www.super-jp.com/bookpick/