小沢さんの江戸の吉原の話でした。
あとは駆け足で行きますよ。というか、もう記憶力の限界だあ。
廓(郭)ってのは、城郭のカクって書く。実際に江戸時代の吉原はお堀で囲まれていた。お歯黒どぶってやつですね。遊女が逃げられないように、ということですか。
花魁(おいらん)という字は、花に魁(さきがけ)と書く。鼻の先が欠けたからじゃないですよ。
遊女のことは娼妓(しょうぎ)とも言う。小沢さん、床机と掛けてたな。このシャレはよく聞こえなかった。それから将棋とも掛けていた。とにかく金銀がないと相手にならない、とか・・・。
野球選手が引退するとコーチになる。花魁も引退するとコーチになるのですよ。それをやり手ババアという。なるほど、やり手ババアというのは、新米の花魁に男の手練手管を教えるコーチ役でもあったわけか。
しかし、ババアといっても、まだ30歳ほどですよ。では、今のババアはどうなんだと。そういう人たちを表す言葉が、そもそもなかった。


あと、花魁が客の男に証文を出す話もしてましたね。証文が乱発されるようになると、入れぼくろですか。右の二の腕に「小泉いのち」と入れて、今度は左に「安部晋三いのち」。これでもう入れるところがなくなっちゃったから、「小泉いのち」を消して、その上から「小沢一郎いのち」と。
そのうち、花魁は自分の小指を切って男に渡すようになる。約束の指きりげんまん、というのは、やっぱりここから来たのか。ただ、小沢さんは「しんこゆび」の話まではしなかった。
それから、廓といえば、特徴的なのがありんす言葉。これは、花魁は日本中からやってくるから、青森の人と鹿児島の人では廓の中で言葉が通じない。そのための共通語という意味があったそうで。しかし、ということは、江戸時代にはそういう人身売買の(というと言葉はキツイが実際そうだろう)流通ルートが全国規模で確立していたということなのか。
あと小沢さん、どんな話をしてたかな・・・。

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