７時ごろ、漫然とウェブを見ていると、今夜ライブがあるというので突如見に行くことにした。
しかし、Little Tempoという人たちについては、ええ、ご高名はかねがね伺っております、という程度しか承知しておらず、むろんCDも持っておらず、誰かの曲のリミックスみたいな形で断片的に耳にはしてるんだろうけど、ま、いい年して私もどうかしているね。
Wikikediaを見ると、
「LITTLE TEMPO（リトルテンポ）は元SILENT POETSの2人が中心となって結成されたダブバンドである」
とあるが、彼らの公式サイトのBiographyと見比べると、これは少々ニュアンスが違うのではないかね。
ともあれ、サイレント・ポエツなら聞いていた。CDもだいたい持っている。
そんなに熱狂的に追いかけていたわけじゃないけど（そもそも熱狂からは遠いところにある音だろうが）、ずいぶん長いこと惰性で新譜は買い続けていた。
フロアに開演少し前に着くとDJの人がダビーな曲をかけていて、ライブもこんな感じなのかいなと思って聞いていた。
しかし、ライブが始まると、サイレント・ポエツというキーワードからどこか想定していた冷静さや荘重さは消し飛んでしまって、軽やかさ、というにはこれは軽すぎるんじゃないかと思うくらいの軽快さに圧倒されてしまったのだった。
ステージの正面にスティール・パンが2台という景色も新鮮だった。
* * *
ライブの間じゅう、ビールもずいぶん飲んでいたのだが、せっかくなので気分を変えて飲み直したい。
それで、ハモニカ横丁まで歩いて適当な立ち飲みに入った。
といっても、きわめて新しい造りのコジャレた雰囲気の店で、カウンターの中の店員も若者ばかりである。ここだけでなく、この界隈、案外こんな店が多い。
隣の中年カップルにつられてチューハイを頼んだら、コップに盛りきりの焼酎と、氷の入ったグラス、小さなデキャンタに入った烏龍茶の3点セットが出てきた。
グラスに好きなように焼酎とお茶を入れて飲むらしい。
こういうの、チューハイって言うんですかね。まあ、ここではこういう流儀なのだろう。
もつ焼きが一本から頼めるのはよかった。煮込みも悪くなかった。
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『〜 祝 STAR PINE’S CAFE 10th Anniversary!! 〜 Little Tempo スペシャルワンマンライブ！！』
会場: STAR PINE’S CAFE
スケジュール: 2007年10月4日 20:00〜
住所: 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
電話: 0422-23-2251