2016年6月28日のこころのまとめ

  • サウナなう ->
  • 手書きで「とと姉ちゃん」と書いてあるのを「ヒヒ姉ちゃん」に空目 ->
  • 私の頭の中はナイツの土曜ワイドのオープニング曲に乗っ取られていますよ ->
  • 知り合いのツイッターアカウントがさっきから欧米の女性の扇情的な写真を次々に発信してるんだけど、これが俗にいう乗っ取りというやつですか ->

先程の宗五郎は中村橋之助さん演。橋之助さんのこういう静かな芝居が好き。私は国立劇場の歌舞伎しか見てな…

先程の宗五郎は中村橋之助さん演。橋之助さんのこういう静かな芝居が好き。私は国立劇場の歌舞伎しか見てないので他はよく知らないのだけど、一昨年か、『伽羅先代萩』で橋之助さん演じる仁木弾正がやはり伏し目がちに花道からせり上がってくる時に纏ったただならぬ妖気をありありと思い出す。

そういえば先日見た歌舞伎鑑賞教室『魚屋宗五郎』で、妹が奉公先の殿様に殺されたと聞いて、周りで家族が屋…

そういえば先日見た歌舞伎鑑賞教室『魚屋宗五郎』で、妹が奉公先の殿様に殺されたと聞いて、周りで家族が屋敷に行くべきだとかやいのやいの言ってる中で、ひとり伏し目がちに黙然としている宗五郎の横顔にぐっときた。ふつふつとする感情を押し殺している肚のうちが伝わってくるのだった。

文楽を見ていて、ある人形が動いている間、別の人形がじっとしている場面がありますね。そんな時、ただ人形…

文楽を見ていて、ある人形が動いている間、別の人形がじっとしている場面がありますね。そんな時、ただ人形がそこに「ある」ように見えることがある。人形だけに、静止しながらそこに「いる」ように見せるのは、歌舞伎のように生身の役者がじっとしているより、ずっと難しいことだろうと思う。

「上方芸能」誌の終刊号で新野新先生が50年先の芸能に思いを馳せている。今号にメッセージを寄せた中で一…

「上方芸能」誌の終刊号で新野新先生が50年先の芸能に思いを馳せている。今号にメッセージを寄せた中で一番若い世代になるだろう、木ノ下歌舞伎の木ノ下裕一さんが30歳というから、新野先生とほぼ50違いか。50年後、形を変えながら続いているだろう芸能を回顧する木ノ下先生を思い浮かべる。