
1927年に建てられたというビルの3階にある、古書店兼小さなギャラリー。
三方の壁に掲げられた瀧口さんのデカルコマニー、バーント・ドローイング、ロト・デッサン・・・に囲まれていると、味方の空間にたどり着いた、ここにいれば大丈夫だ、という安堵感がある。
瀧口修造の研究家であり、コレクターであり、そして今回の展示の企画者でもある、土渕信彦氏のギャラリー・トークを聞きに出かけた。
ひらきつうしん

1927年に建てられたというビルの3階にある、古書店兼小さなギャラリー。
三方の壁に掲げられた瀧口さんのデカルコマニー、バーント・ドローイング、ロト・デッサン・・・に囲まれていると、味方の空間にたどり着いた、ここにいれば大丈夫だ、という安堵感がある。
瀧口修造の研究家であり、コレクターであり、そして今回の展示の企画者でもある、土渕信彦氏のギャラリー・トークを聞きに出かけた。

「瀧口修造の詩的実験」朗読会
1. LINES
2. 花籠に充満せる人間の死
3. DOCUMENTS D’OISEAUX 鳥たちの記録
4. MIROIR DE MIROIR
5. 絶対への接吻
6. 地上の星

瀧口修造さんの講演のテープが残っているらしいことは、ずいぶん前の現代詩手帖の瀧口特集号に、その一部が採録されているのを読んで知っていたが、それが、こんなにきちんとした形で現存しているとは思わなかった。
それにしても、講演の始めから終わりまで、なんと若々しい含羞に満ちていることか!
そして、47年前の録音とは思えないみずみずしさ!
仮にこのテープを、講師の名を伏せて、昨年録音されたものです、と差し出されても、疑いなく聞いてしまうだろう。