午前中はだらだら寝て過ごしてしまった。

午後から外出。直やさんのところの軒下作家さんが滞在しているというので様子を見に行ったが、まだ来られていなかった。途中でヒガムコのマスターに会ったので、コーヒーを飲みながら少し待ってもいいかなと思ったけど、お店の前に客が並んでいるし、直やさんのところもヒガムコもまたの機会に。

隅田川沿いをぶらぶら歩いて、まずは浅草へ向かう。

少年野球場の隣にクレヨンしんちゃん仕様の水陸両用バスが停まっている。試合後の子供たちが乗り込むようだ。というか団体でのバス移動も普通に解禁してるんだな。王選手は一本足で何を思うか。

コスモスの時期になった。

隅田公園の人混みを横目に、リバーウォークを渡る。

小腹が空いたので、浅草駅地下街の文殊で春菊天そば、卵のせ。地下鉄で上野へ。

休日の上野公園は親子連れの姿が目立つ。噴水広場は、以前の週末なら何かしら催し物のテントが出ていたが、そこだけぽっかり空いているのはコロナ以後ならではの状況と言えようか。

金属の筒は何かと思ったら放水銃。

門柱には「旧東京音樂学校奏樂堂」とある。細かいことだが、どうして「樂」だけ正字で書くのか。正字を使いたいのなら、「舊東京音樂學校奏樂堂」と正字で揃えるのが筋ではないか。さもなければ、「旧東京音楽学校奏楽堂」と、すべて新字にして何の不都合もない。

乗りかかった船だから漢字表記の話を続けるけれど、上の写真の門柱に「東京藝術大學」とあるのは、「藝」も「學」も正字で表示されている点で、正しい(細かな書体の違いは措く)。しかし一般には「東京藝術大学」の表記をよく見るし、上の写真の中でも「東京藝術大学図書館」と表示されている。早稲田大学を「早稻田大学」と書くようなものだろう。慶應義塾大学は微妙だが、「慶應義塾」で一つの固有名詞と言えなくもない。「藝術」は固有名詞でも何でもない。この正字と新字の混用に疑問をもつ藝大(芸大)関係者はいないのだろうか。

話が長くなった。藝大(面倒くさいので人口に膾炙している表記で行く)の先端芸術表現科の20周年と、伊藤俊治教授退任記念を兼ねた展示を見に行く。伊藤俊治氏といえば、私が学生だった1990年代はメディア論の気鋭の批評家として活動していた。私も氏の著書を手にしたことは何度となくある。そうか、藝大の先生だったのか、というのと、もう退任される御年なのか、という二つの感慨があった。

ご多分に漏れず鑑賞は予約制で、少し早く着いたから、藝大美術館でコレクション展と、アートプラザで猫展というのを見て時間をつぶした。

この20年のうちに先端芸術表現科に在籍した作家の展示だが、私の趣味的には、ここに掲げたような、物理現象と芸術表現が重なる作品に惹かれる。上は栗山斉氏の『真空トンネル』、下は赤松音呂氏の『Chozumaki』。

帰りは谷中墓地を抜けて、日暮里駅へ。

人懐っこい黒猫が寄ってきた。

この後は月いちの高田馬場へ。終わって寄り道せず曳舟で降りると、雨が降り出した。速足で濡れて帰る。13,856歩。

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