- 熱海殺人事件NEXTの話。木村部長刑事役の山崎銀之丞さんの台詞回しが、テンションの高い時の斉木しげるさんみたいだった。ギャグめいたやりとりも随所にあったのだが、笑うべきところなのか観劇初心者には俄かに判りかね、周りの様子を伺いながら小出しに笑っていた。 #
- 斉木さんといえば、かつて木村部長刑事を演じた風間杜夫さんは70年代初めにシティボーイズの3人と同じ劇団を結成した仲間なのだった。そんなことを思いつつ観たせいか、この舞台とシティボーイズライブが同じ時代の空気をかすかに分有しているような気がしないでもないのだった。 #
- 武田義晴さん演の熊田刑事がやたら富山富山と言うので、富山人の私は観ていてこそばゆかったが、富山だけじゃない、九州も関西も秋田も静岡も、あちこちの地方のエッセンスがちょっとずつ混ぜ込んである。 #
- 地方と東京という軸、それから大衆とエリートという軸が脚本の基底にあって、それって60年代ぽいなあと思って観てた。実際の作品の時代設定はよく知らないけど。 #
- 長谷川京子さんはきれいだったけど演技はヘタだった、と同行者は言っていたけど、ぼくにはよく判らなかった。一度でも舞台の上で演じる側になった経験でもあればまた別の思いがあるのかも知れないけど。 #
- 千葉ガスってあるのか。そういうことも知らなかった。 #
- この年になっても自分の不勉強を思い知る毎日である #
- 前夜の酒と話柄で取り散らかった頭のまま佐倉へ、川村記念美術館の「抽象と形態」展の最終日に滑り込む。好企画。ひとり挙げれば野沢二郎氏の作品。この色とマチエールでどうして水面がキャンバスに立ち現れるというのか、しかしこれは水面の再現以外の何物でもない。 #
- まったく個人的な感興を付言すれば、いつか見た夢の光景、薄明の空と地平線のあわいに広がった青い闇と光の玄妙な混同、あの光景を再び目にすることができるとは思わなかった。それもキャンバスの上の水面の中に。 #
- 先述の野沢氏もそうだが、今回の出展作品のあちこちに紫色を見る。ある作家はアクセント的に、ある作家は濃密に画面を塗りつぶして。なぜの紫? #
- 来週はチェルフィッチュと歌舞伎を見に行く。その間に美術展をどれだけ回れるか。エルンスト展には多分行く。 #
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