杉田かおるの結婚報道からしばらく経つが、いまだに芸能ニュースでは何かにつけこの話が取り上げられているようだ。
「ありがとう浜村淳です」のインターネット放送を聞いていると(なんでそんなのを聞いているんだと言われそうだが)、パーソナリティーの浜村淳が、今回、杉田かおるの旦那になった男性のお祖父さんにあたる人の名前を「あゆかわぎすけ」と読んでいるのが気になる。


いうまでもなく、戦前の日産コンツェルンの総帥であった鮎川義介(あいかわよしすけ)のことである。
人の名前の読み方というのは難しいもので、音読みと訓読みということでは、当の本人が両方を是としている場合もある。例えば菊池寛は、「きくちかん」と「きくちひろし」のどちらの読み方をされても、さほどこだわりがなかったという話を読んだことがある。
が、鮎川義介の場合はどうなのだろう。
「あゆかわ」か「あいかわ」かというのはともかくとして、名前のほうは、ぼくはかれこれ20何年間「よしすけ」という読みに馴染んでいたので、どうしても浜村淳の「ぎすけ」という読み方が耳について仕方がない。
一度ならまだしも、番組で杉田かおるの話題を取り上げるたびに、毎回「ぎすけ」と言っている。誰か指摘してあげればいいのだが。
なぜ、鮎川義介の読み方問題にこだわるのかというと、実は、ぼくの社史好き、創業者好きの原点は日産自動車で、1983年は日産が創立50周年を迎えた年だったが、小学生のぼくは、わざわざ日産自動車に直接注文して、50年史の本を送ってもらったりしていた、まあヘンな子供だったのだ。
だから、今回の杉田かおるの結婚で話題になった鮎川義介とか、例えばDATSUNのDATの由来となった田健治郎、青山禄郎、竹内明太郎の名前などは、もう20年以上のおなじみである。
といって、そこから自動車マニアという方向には行かず、どういうわけか、いわば会社マニア、企業経営マニアとなって、今に至る。
ちなみに、ここ最近関心があるのは、岡山の林原グループ。役員とか大株主の一覧とか財務諸表とか見たいなー。同族経営の非上場企業(ぼく好みだ)だから、ほとんど経営の情報が外に出てないみたいだけど。
ありがとう浜村淳です
http://mbs1179.com/arigato/
日産自動車のあゆみ
http://www.nissan-global.com/GCC/Japan/History/history/index.html
春光懇話会のあゆみ
http://www.shunko.jp/shunko/enkaku/enkaku.html
林原グループ
http://www.hayashibara.co.jp

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