今日も外出。

駅に向かって路地を歩いていると、ウーバーイーツの大きなバッグを背負った人とすれ違った。配達先の住所を探しているようだ。

しかし、どなたが頼んだか知らないが、朝から出前を取るとは豪儀なものですね。

と思ったところで、いや、何かやむにやまれぬ事情があるのかも知れない、と思い直した。例えば、病気。あるいは家族の看病、介護。一時も手が離せず、家を空けられない、という人にとっては、朝から食事を配達してくれるサービスは実に有難いことだろう。

話はそれるが、ウーバーイーツを個人間の取引に使えないものだろうか。つまり、手作りの料理を誰かに食べてもらいたい人と、誰かの手料理を食べたい人を結びつけるサービス。

料理を作り過ぎて困った、なんていう時には好都合だと思うのだけど。

衛生面、安全面など、簡単には行かないだろうことは承知。いっそ、会員制のサービスにしたらどうかな?

朝はコンビニのサンドイッチ。

昼は野菜のあんかけそばのようなもの。食後に河岸を変えてコーヒー。

夕刻、バスで錦糸町に移動して所用。昨日よりはましだが、今日も少し遅刻。

「哀愁でいと」が話題に。

「哀愁でいと」と聞いて、すぐに田原俊彦の曲名だと分かるのは、いくつくらいからだろうか。多分アラフィフ。

調べると田原俊彦の誕生日は1961年2月28日。なんと、今月末で還暦。

居合わせた高校生は田原俊彦の存在自体知らない様子。仕方ない。自分のおじいちゃんでもおかしくない年だ。

が、そのことを当然と言い切っていいのかは、よく分からない。

件の高校生と田原俊彦の年齢差は43、44といったところだろうが、では私が高校生の頃、同じくらいに年齢の離れた、三波春夫、春日八郎、村田英雄といった人たちについて、存在自体を知らないということはなかったからだ。

むろん、わが国の芸能史上、上に掲げたお三方に田原俊彦氏が匹敵するかどうかは、よく分からない。

そういえば、「哀愁でいと」が洋楽のカバー曲だということを、つい去年まで知らなかった。リアルタイムだと、私はまだ小学校低学年だから、仕方ないか。

帰宅して、スーパーで買ってきた出来合いで晩飯。そう、こんな時に個人間ウーバーイーツがあればいいんだな。

遅くなったが、夜の散歩に。今日はいつもの銭湯になるべく最短距離で向かう。ここ数日比較的暖かかったから、久し振りにきりりと冷えた空気の中を歩くのは気持ちがいい。

すると、桜橋のたもとに警官が三人たむろしている。夜の散歩の途中に、この場所で警官の姿を見るのは初めてである。

警察に対して、特に後ろめたいところはないはずだが、どうしても構えてしまう。こちらを見ているのか、いないのか、分からない、その視線が気になって、逆にこちらは気にしていないんだよ、というポーズを取ったりする。

まあ、何があったか知らないが、街にやたらに警官がいるのはご遠慮願いたい。

いつもの銭湯のいつもの光景。水風呂で居合わせた二人はボクシングの興行の話をしている。彼ら自身も鍛えているような体つきである。やはりボクシングをしているのだろうか。脱衣場で、サウナ前に水をどれだけ飲んで、湯上がりにどれだけ体重が減った、ということを話している、ほぼ全身に彫り物を入れた二人。いずれもサウナブームとは関係なくサウナを愛好している人たち。

夜道を猫が走って逃げた。

帰りに桜橋を通ったら、すでに警官の姿はない。さっきは何だったんだろうか。

帰宅したら日付が変わっていた。12,971歩。

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