曇り空。天気予報では夕方頃から雨になりそうとのこと。降り出す前に取り込めばいいや、と溜まった洗濯物をベランダに干した。

押上に。一昨日の朝風呂でゆっくりできなかったのが心残りで、今日はあまり時間はないので迷ったが、大黒湯の前まで来たら、結局入ってしまった。慌ただしくなったので、今度はもう1時間早く来よう。

帰宅後、巣ごもり。荷物の受け取り一件。

昼は二階の食堂の日替わり。今日は白身魚の酒蒸し。酸味が効いた薬味ソースで食べる。さっぱりとした薄味。具だくさんの味噌汁は味濃い目。このあたりのばらつきも、むしろ家庭料理らしいと思えば好ましい。

私の後からカップルが来て、隣のテーブルに席を取った。主に女のほうが喋り、男はスマホを見ながら時折ぽつりぽつりと言葉を返している。女の話は、ガッキーと星野源の結婚とか、ランチタイムのレストランの混み具合を可視化するサービスがあればいいとか、ま、言ってみればどうでもいい話題である。

二人の発話量を対比すると、女9:男1程か、もっと男のほうが少ないくらいだろう。と言って、女は特に機嫌を損ねるでもなく、一方的に男に話しかけて楽しそうである。そういうものなのだろうなあ、と思う。スマホを新聞に変えれば、古いドラマの中にも同じような場面があったことだろう。

午後にも荷物の受け取りがあった。包みが少し濡れている。思いの外早く雨が降り出したようだ。慌てて洗濯物を取り込む。

夕刻、所用。

雨が降っているようだし、近場の銭湯に行こうと思って出たが、それほど強い雨ではない。傘をささない人の姿もちらほら見えるくらいで、この程度のそぼ降る雨なら、傘をさして歩くのもさほど苦にならない。結局、いつもの銭湯に足が向いた。

ラジオを聞きながら歩いていると、ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツの曲がかかった(英国の放送である)。曲の後で、番組の司会者とゲストが、冗談めかした口調で

「私はジャイアントじゃない」

「君はミドルサイズだ」

などと言い合っている(両方とも男である)。

ひょっとして、これ、下ネタなんだろうか。もしそうだとすると、そもそもゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツというバンド名に、そのような性的な意味が含まれているのだろうか。

銭湯のロビーのテレビでサウナ特集を放送している。緊急事態宣言で大抵のサウナ施設も銭湯サウナも開いてないのに、こんな番組を放送してどうするんだろう。もっとも、収録時は緊急事態前だったのかも知れないが。いずれにせよ拍子の悪いことだと思う。

水風呂で喋る60代(推定)二人組。電気風呂に足を入れて、思いの外電気が強かったか、すぐ引っ込めて、ばつが悪そうに別の湯船に移る人。

帰りは雨が上がっていた。14,830歩。

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