毎度景気の悪い話で恐縮だが、やっぱり体の調子がすっきりしないのですね。
何と言っても肩こり。これが慢性化&悪性化していて、手で触れてみると、両肩の筋肉がコチンコチンになっている。
前に、風邪気味で一日じゅう寝てたとき、寝相が悪かったのか、首の右側の筋をひねったようなことがあって、そのせいもあるのか、特に右肩のコリがひどい。コリというよりも痛い。
金曜の夜は、一週間こりにこった両肩が爆発しそうで、もうこれ以上仕事なんてやってられないとばかりに、速攻でパソコンの電源を落としてうちに帰った。
週末に両国駅のてもみんに行ってマッサージしてもらったりしたんだけど、果たして効いているんだかどうだか。
他にもいくつか近所のマッサージ屋さん(念のため言っておくが健全なほう)をチェックしてみたのだけど、大体、相場は10分間千円というところなのね。おんなじ値段を払うんだったら、よく効くほうがいいですね、そりゃあ。
居酒屋や喫茶店だけじゃなくて、マッサージ屋も、もう少し開拓してみようかな・・・。
いや、本当になんとかしてほしいです。この肩こりは。
まあ、そういう御年になってきたということですかねえ。さびしいけど。
しかし、そうさびしがってばかりもいられないので、肩こりを我慢して、原美術館のアントニ・タピエス展に出かけた。
タピエスといえば「物質のまなざし」ですね。瀧口好きとしては。
てゆっか、それしか知らない。まともにタピエスの作品を見たことないですから。
というわけで、今回の展覧会で、初めてまとまった数の作品に触れることができた。
まあ、なんていうんでしょうね。こういうのアンフォルメルっていうんですか?
確かに物質とか物質性というのがキーワードになってるんだろうなあとは思った。
あと、タイトルとかモチーフとかで、やたら数字が出てくるなあという気もした。
このあたり、あるいはカタロニアという土地に関係あるのかなあ。その昔、中沢新一の「バルセロナ・秘数3」を読んだら、数字関係の話がいろいろ書いてあったけど。
ちなみに「物質のまなざし」は展示されてませんでした。
今回の展示作品は、バルセロナ現代美術館の所蔵だそうですね。
ああバルセロナ行きたい。まとまった休みとお金が欲しい。特に後者。これはバルセロナに行かなくても欲しい。
あと、今回の展覧会とは関係ないですが、原美術館の中庭で高田延彦一家が食事していた。廊下の壁にかけてある作品を見ていたら、目の前をやたらすらっとした女の人が通って、その後から二人掛けの乳母車がやってきて。
この辺に住んでるんだ。総統の格好はしてませんでした。