イーブックオフのサイトを覗いてみたら、小沢さんのCD「唄う小沢昭一的こころ」が出ていたので、即買いしてしまった。
このCD、例のラジオ番組「小沢昭一の小沢昭一的こころ」の平成4年の年末から翌平成5年のお正月まで3週間分の放送をそのまま収録したもので、今となってはもう13年前の放送だから、中古で買っても許していただけるのではないかと、勝手に思っている次第なのですが。
届いたCDを早速聞いてみると、小沢さんの声も13年分若いのかなあ。それに若干、喋りのテンポも今より速い感じ。それとも、CDにするからということで、小沢さんも、普段よりよそ行き気分なのかな。
戦前の演歌、寄席で歌われていた俗曲、そして軍歌(ただし反戦気分ね)まで、縦横無尽に唄いまくる小沢さん。しかも全部アカペラ。
この週末のぼくのヘビーローテーションでした。
このCDの最後のトラックのエンディングに、翌週の番組予告まで収録されているけど、これは単行本になっている「東海道ちんたら旅」の続きなんだなあ。思えば、このころまでは「小沢昭一の小沢昭一的こころ」の文庫本が出ていたりして、当時の放送内容をたどることができるわけだ。
最近はストリーミング放送しているわけだから、CD化とまではいかなくても、過去の分もオンラインで購入できるようにならないかな。
いくらだったら買うか。うーん、1回100円、1週間分で500円ならどうでしょう。1年だと2万6千円か。そうすると高い気もするなあ。貧乏人でスイマセン。
大体この週末も、XXくんだりまで出かけてXXなんか行ったりしなきゃ、「唄う小沢昭一的こころ」どころか、「唸る、語る、歌う、小沢昭一的こころ」だって余裕で買えたんだ。
まあいいや。