我関せず、という感じの猫

以下「向島のはじまり〜森の記憶 町の記憶〜」にて
梅雨晴れ間我関せずとあくび猫
梅雨晴れて自称詩人のひるねかな
草むらに父と子捕虫網踊る
梅雨雲に紅白提灯宵を待つ
木母寺や少女は口寄せ蚊を叩く
梅雨晴れて行方知れずはこの私
石文は享保と読めり枯れ紫陽花

コメントを残す