山城氏は最近父親となられたそうだが、今回の展示空間に溢れる全肯定感がそのことと係わりがあるとすれば、伴侶を得て父親となる幸せというのは、これほど強固で疑いえないものかと讃歎しないではいられない。一方で幸せは、シャボン玉が弾けるように、喪失の気配を宿しているはずのようにも思える。

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