この放送大学の件も、今までここでは書いたことがなかった。
どうして放送大学などに入ろうと思ったのか、いくつか理由やきっかけはあるんですが。
まず、そのひとつは、今の自分が、カネはないけどヒマはある、という状態なわけです。
そんなとき、あまりカネを使わずに時間がつぶせて、結果、自分にとってもプラスになることといえば、まずは勉強でしょう。
もうひとつ勉強にはいいところがあって、やればやっただけの充実感や達成感がある。
前に痩せ話をしたときに、努力すれば必ず報われて、それによって達成感も得られる、ということだって、少ないけれどもいくつかある、そのひとつがダイエットだ、ということを書いたけど、さらにもうひとつ加えるなら、それは勉強です。
これはその人の性格や習慣にもよるんだろうけど、学生時代に受験勉強をしてきた人なら、わりと理解してもらえるんじゃないかな。
がんばって勉強して、試験でいい点数を取ったりすると、やっぱり充実感があるでしょう。
で、それは漫然とやっててもダメなのね。
要するに、学校の試験のように、何か一定の明確な目標があって、その結果が客観的な規準でもって厳然と評価されるというのがいいわけ。
そのためには、やっぱり学校みたいなところに行くのが手っ取り早い。
最近、社会人向けのエクステンションスクールみたいなのが多いでしょう。
そういうところに行ってみようかなと思って、いろいろと資料を取り寄せたこともある。
わが母校も、日本橋だか八丁堀だかのあたりに、エクステンションスクールがあるらしい。
八丁堀ってなると、ここ両国界隈から、直線距離としては結構近いんだけど、実際どうやって行くんだろう。電車だと乗換えがやたら大変だし、バスってのもねえ。とすると、自転車かなあ。絶対雨が降ったりすると行かなさそうだな。
しかも、授業料、結構高いしね。
どうも気が乗らないまま、考えあぐねているうちに、そうか、放送大学というものがあるじゃないか、と思い当たった。
放送大学って、授業料もそんなに高くないんだよね。さすがに国立だし。あと、いちおう正規の大学だから、選科履修生として取った単位が、後から活かせるというのもいい。
放送大学の入学の申込をしたのは、今年の2月だったけど、思えばその頃って、自分には時間がない、いっときも時間を無駄にしてはいけない、みたいにやたら焦っていたんですな。たまたまそういう精神状態だったんでしょう。
で、放送大学だけじゃなくて、久し振りに情報処理の試験を受けるぞ、と思ったりして。
これもここでは書いてないけど、4月に基本情報処理の試験を受けたんです。自分の今の仕事とはほとんど関係ないのに。
ただ、合格すると、会社から3万円を一時金でくれるわけ。3万円といえどもありがたかったですよ。新しい洋服は買わなきゃいけないし、放送大学の授業料とかもあるし。
前に2種は取ってたから、少し勉強すればなんとかなるだろう程度の気持ちだったんだけど、それも、もう10年近い前のことだから。改めて教本とか読むと、特にネットワーク関係とか、昔のイメージと全然違っていて、かなり慌てた。
とりあえず受かったから、調子に乗って、今度はソフトウェア開発技術者でも取るかっていう気になっているけどね。まあこれは難しいだろうけど。昔だって、1種はさすがに取れなかった。
話はそれましたが、だから今年の春は、4月が情報処理で、5、6、7月が放送大学で、なんだか本当に勉強ばかりしていた。大学の時もこんなに勉強しなかっただろうってくらい。
会社から帰って、まずジムに行って、その後、近くのモスとかでテキスト読んだりして。
それも、仕事と基本的に関係のない勉強ばかりだからねえ。
今はまた、たらーんとしちゃってますが。