それほど早くはないけど、朝の散歩に。
散歩道で見かける木の実。歩く度に色づいてきて、ついに真っ赤になった。なんていう名前なんだろうと気になって、思い切って調べてスッキリした。トキワサンザシ、またはピラカンサ。和物かと思っていたら、明治期に渡来したものらしい。
弘福寺に。小沢昭一さんのお墓に参る。今年も変哲忌が近い。
猫の姿につられて路地に入ったらもう一匹いた。
言問橋を渡って浅草側へ。
この赤い実はハナミズキの実。これも調べて知った。こんな実がなるんだ。
銀杏も色づいてきた。とはいえ、木によってずいぶん色づき具合が違う。この並びではこの木は早いほう。周りの銀杏の葉はまだ青い。
明るい時間にこのあたりを歩くことは滅多にないから、この体育館がオリンピック関係で使われる予定だったことを知らずにいた。
ちなみにオリンピックについては、私は消極的反対派といおうか、みんながやりたいと言うんならやればいいんじゃないの、私は興味ないけど、という感じだった。が、ここに来て世間の空気が変わってきたように思う。むしろ、みんなのほうが消極的反対になってきたのではないか。そうなると私は天邪鬼ですから、オリンピックは開催すべきだと考えるようになった。ただし、無観客で、そして海外からの選手も入れないほうがいい。つまり、観客席に誰もいないスタジアムで、日本の選手だけが出場している競技が全世界に中継されることになる。そうなれば、日本のスポーツを海外に発信できるし、メダルも日本選手で独占できるので、一挙両得である。
あるいは、先日のストリートピアノで使ったOriHimeをオリンピックで使うのもいい。新国立競技場の全観客席にOriHimeを座らせて、世界中からインターネットで接続する。これこそアフター・コロナのオリンピックという感じがする。いっそ選手もOriHimeでもいい。
散歩から戻った後は巣ごもり。朝のコーヒーの後は、思い立って、先日取り寄せた椿茶というのを飲んでみた。椿の葉のお茶というのは初めてだが、そもそも茶の木というのは椿の仲間らしいから、さほど突飛なことではないのかも知れない。もっとも、この製品は、椿の葉に甘茶がブレンドされているので、飲んでいるとその甘みのほうが前に出てくるようでもある。
夜は行きがかり上、バスケットボールの試合をネット配信の中継で見ることになった。Bリーグというやつ。錦糸町の体育館で行われている試合らしい。なお、こちらは無観客ではない。
私はバスケットボールの試合はこれまでまともに見たことがない。しかし普段見ないものだから、それなりに感じ入るところはある。例えば、試合中ファウルが頻発するだけでなく、戦術としてわざとファウルをするように見受けられたことや、タイムアウトを使って試合の進行を止めて、流れをいわば強引に変えてしまうのは新鮮だった。ま、好きこのんで試合を見に行こうとまでは思わないけれど。
7,482歩。