吾妻橋から
佐倉から
この2、3日、調子が悪い。気力がわかない。
新緑に目を浸せば、ここから抜け出せるだろうか。
川村記念美術館に出かけた。
川村は1年ぶりだ。さらにその前となると見当もつかない。
なかなか足が向かないのは、都心からずいぶんと離れた場所にあるという思い込みのせいか。また、そんな思い込みがあるから、あえて出かけるのか。
馬車道から
モノリスというのはこういうものかと思った。
限りなく黒く、重い、その物質は、光さえ弾かずにはいられないようだ。もうひとつの透明で純粋な美しさだ。
展示室に近づくそばから明らかに不穏な気配が漂っている。
むろんそれは揮発性の刺激臭の謂にほかならないのだが、この気おされるほどの不穏さと、目の前の美しい何ものかの兼ね合いが、自分の中でにわかに整理がつかない。
横浜から
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『金氏徹平「溶け出す都市、空白の森」』
会場: 横浜美術館
スケジュール: 2009年03月20日 ~ 2009年05月27日
住所: 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
電話: 045-221-0300 ファックス: 045-221-0317
黒門町から
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『黒門亭 一三一六回』
会場: 落語協会 2階
スケジュール: 2009年05月16日 15:00~
住所: 〒110-0005 東京都台東区上野1-9-5
電話: 03-3833-8563
三軒茶屋から
なんだかいつまでも会場を去りがたいような、不思議な余韻のある公演だったな。
相変わらずというべきか、まったく予習なしに出かけたのだけど、最初は見に行くつもりはなかったのが、DMの「康本雅子出演決定!」とかいう煽り文句に踊らされて、思わずチケットを買ってしまったという。商売お上手ですね。ていうか、私が引っ掛かりやすい。
大体、ASA-CHANGって聞いて、ああ元スカパラの人ね、くらいの認識なもんだから、マズイでしょう、それじゃあ。ま、逆にいうと、その程度の取っ掛かりはあったわけだけど。
両国から
こう言うとギャラリストからよくは思われないのだろうけど、ぼくは、画廊を冷やかしに覗くことはあっても、作品を買おうと思って足を運ぶことは、まあ、ない。
以前、あるギャラリーを覗いた時、ぼくの関心のあるテーマの展示だったから、丹念に作品を見て、スタッフの方にあれこれ質問もしていたら、そのうちに話の流れが、なんとかして展示作品を売らんかなという方向になってきて、適当なところで退散したことがある。
しかし、当たり前のことだ。商業施設なのだから。
有楽町から
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『平成21年度 式年遷宮記念シンポジウム「伊勢と芸能」』
会場: 有楽町朝日ホール
スケジュール: 2007年11月18日(土) 14:00開演/13:30開場
住所: 〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-5-1(有楽町マリオン11F)
電話: 03-3284-0131
司会進行: 小沢昭一
コメンテーター: 加藤秀俊、神崎宣武
出演: 桂文我、伊勢音頭保存会、伊勢大神楽講社
下山から
次回の企画展は塩田千春! 楽しみだ。
しかし入善町、マメにコレクションしてるな〜。エライ。
黒部市はダメだ。
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『発美展-カラフルモザイク・光のアート』
会場: 下山芸術の森 発電所美術館
スケジュール: 2009年04月04日 ~ 2009年05月10日
住所: 〒939-0631 富山県下新川郡入善町下山364-1
電話: 0765-78-0621