
有名店だと思うから、店の紹介はいいでしょう。
さんざん飲み食いして、浅草から秋葉原までタクシーに同乗してきたのは覚えているが、そこからの記憶がアイマイである。
朝起きてカバンの中を見たら、どういうわけか「オール讀物」と「散歩の達人」が入っていて、そういえば両国駅前の本屋で買ったな。その後は、うちまで歩いたんだっけ?
ひらきつうしん

有名店だと思うから、店の紹介はいいでしょう。
さんざん飲み食いして、浅草から秋葉原までタクシーに同乗してきたのは覚えているが、そこからの記憶がアイマイである。
朝起きてカバンの中を見たら、どういうわけか「オール讀物」と「散歩の達人」が入っていて、そういえば両国駅前の本屋で買ったな。その後は、うちまで歩いたんだっけ?

早稲田通りから神田川のほうに続くだらだら坂を歩いて、ほぼ川にぶつかるところ。
このへんにいろいろとお店があるというのは、つい最近まで、うかつにも見逃していた。
初めて入る店。カウンター席と、奥に小上がりの小体な店。ぼくの他に客はいない。というか、店の人の姿も見えない。
カウンターの中に姿を見せたのが、そうねえ、多分ぼくとそうは違わないくらいの年の男性ひとりだったから、もしかしてこの人は店番?などと少々いぶかしく思いつつ、とりあえず燗酒を頼む。


尾崎さんの個展が今日までなので、もう一度見に行ったついでに向かいのビルを覗いたら、藤幡正樹さんの個展をやっていた。
そうかそうか、これも今日までだったかと思って中に入ると、おお、藤幡さん本人が誰かお客に作品の説明をしているところではないですか。
念の為、むろんご本人と面識があるわけでもなんでもない。少し離れたところから、おお本物の藤幡正樹だと胸をときめかせて見ているだけなのですよ。って、おれは変態か。変態ではないかも知れないが、ミーハーだ。

麻布十番で飲んで四ツ谷で飲みなおす。夜風が冷えるね。

日本橋のギャラリーパストレイズというところで、恒例のオマージュ瀧口修造展をやっているというので出かけた。
ていうか、つい何日か前まで知らなかったんだよ。今オマージュ瀧口展やってるって。
東京アートビートにも出てないしなあ。美術手帖とかには載ってるのか? しかし、私は毎月美術手帖を買ったり立ち読みしたりしたりするようなマジメな美術ファンではないし。そろそろオマージュ瀧口展の時期かなあとウェブを検索してみたら、偶然すでに会期中であることを知ったのだ。いやはや。

うちから谷中界隈に行くのに、今までだったら上野駅の公園口から歩いて出かけていた。
そうすると、秋葉原で乗り換えはしなきゃならないし、結構歩くしで、なんとなく腰が重いことだと思っていた。直線距離は近いはずなのに。
過日、ふと思い立って、うちから自転車で出かけてみたら、案外簡単に着いたので、なあんだ、前からこうしていればよかったんだと少し後悔した。