以前から自宅のPCのハードディスクの調子が悪かったのだが、ここにきて、とうとうウンともスンとも言わなくなってしまった。
Documents and Settingsのフォルダだけは少し前にバックアップを取っておいたので、最悪の事態は免れたけれど、それでもいくつかのファイルが消えてしまって残念だし、OSやアプリケーションの再セットアップの手間を考えれば気が重い。


それにしても、ぼくはこれまでも二度ほどハードディスクのクラッシュの目にあっているのだけど、みんな、そんなもんなのかな。それともうちの部屋の環境が劣悪なのかな。あるいは単に運が悪いだけ?
そういうことがあって、マイドキュメントのフォルダの中身を確認していたら、去年ホークスが優勝したときのスポーツアイの特番を録画しておいたファイルがあったので、なんとなくしばらく見ていた。
新浦安オリエンタルホテルでの祝勝会の模様が流れる。
鏡開きの際、壇上に上がっていた人たちのうち、高塚さんも瀬戸山さんも、もういないのだ。
そして今度はダイエーの高木社長が退任することになった。
こうやって、福岡ダイエーホークスという舞台のオールスターキャストが、徐々に退場していくわけだ。
会場で鏡割りの様子を見上げている白髪の老人は、中内功ファウンダーだろうか。正面から顔が映らないのではっきりとは分からないのだけど。
むろん、選手だって、しょっぱなにインタビューを受けていた村松はあのあとFAでオリックスに行っちゃったし。しかしこの人も球団のゴタゴタから逃げられない人ですね。来季はまた人工芝の球場だけど、いいんでしょうか。
鏡開きのとき、中内正さんと高木社長が隣同士に立っているんだけど、この二人の微妙な距離感がまた興味深い。
王監督を笑顔で祝福する高木社長。ひょっとして、本心からホークスに愛着があるのかもと思う。
この舞台が同じキャストで再演されることはもうないのだ。

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