あー、もう気が重いな。
こんな話ここで書いたって仕方ないですよね。スイマセン。
まあ、でも少し聞いてください。
ここんとこ、めっきりと秋らしくなってまいりました。
朝晩など、かなり寒い。
こうなると、さあ衣替えだ、きょうは何着てこうか、という話になるわけですが、ぼくには全然着る服がないのです。
何しろ、去年作ったスーツは笑っちゃうくらいにブカブカ、おととしのでもかなり大きい。
タンスの中をひっくり返して、5年前、6年前、あるいはもっと前に作ったスーツを引っ張り出してきて、ようやく少し大きいくらいかな、というくらい。
そんな昔の洋服を取っているのは、御多分にもれず、物を捨てられない性分なのです。
ただ、サイズがよければそれでいいかというと、そうでもない。
つまりね、最近スーツを作ってもらうと、パンツの幅って細いでしょう。せいぜいワンタック。こないだデパートに行ったら、ノータックのを勧められた。
ところが、昔のスーツを引っ張り出してみて、今の目で見ると、パンツがものすごい太いのね。なんか昔の不良がはいてた学生服のズボンみたい。
また何年か経つと、スタイルもまた変わっていくのかもしれないけど、今、これをはいていくのは、ちょっと抵抗がある。
やっぱり新しいスーツを作らないと。
スーツだけじゃない、カジュアルな洋服や、靴までみんな大きくなってしまった。
おかげで、このところ、口座の残高が減っていく一方なのです。
あー、早くボーナス来ないかな。まだ2ヶ月もあるよ。
まあ、理屈ではわかっているんです。ぼくが何着ようと、どんな格好してようと、誰もそんなに見ている人なんていないってことくらい。しょせんは自己満足だ。
しかし、自分で自分に満足できないというのは、やっぱりツライことだ。
もう、今朝は何着てこう。また昨日とおんなじスーツか?それもなあ。
そんな気分でいるところに、PCのハードディスクがクラッシュしたり、いきなり部屋の蛍光灯が切れたり、ひとつひとつは些細な(というわけでもないけれど)ことが重なって、ホントに、朝からユーウツだった、今から思えば、特に先週は。
そうそう、ホークスのプレーオフ敗退というのもあった。
ダイエーの産業再生機構活用というのも、なんだか張り詰めた糸が切れたみたいで、体の力が抜けた。これも、今から思えば。