空缶と段ボールを出して、午後から天気が不安定そうだったので洗濯はパスで。

地下鉄を大手町駅で降りて、オアゾの下を通って、東京駅へ。このルートで東京駅に抜けるのは何気に初めて。

東京ステーションギャラリーのバウハウス展に。

この展示も予約制。今回は早めに予約したが、実は先週だったか、直前に思い立って見に行こうと思ったら、目当ての時間帯がすでに一杯だったことがあった。

人数制限しているのだろうが、それでも展示室は結構お客さんが入っている。

展示の冒頭に掲げられたテキストの中で、バウハウスとは何か?との問いに対して「バウハウスとは、学校てある」という端的な答えが提示されている。なるほど、「学校」の展示、というのは、こういうものなのだろうな、と思う。美大の卒展のようなものとも違う。ある教育・研究機関の活動を概観する展示だ。

バウハウスの課程が、基礎教育を行う予備課程と素材毎に分かれた工房教育を行う本課程から構成されているというのは知らなかった。

基礎教育の課程の演習として制作された紙製のオブジェが展示されていたが、「作者不詳」の作品に心を動かされることも滅多にないものだと思った。つまり、この教育段階では、学生の答案を展示するようなもので、作家としての記名性はまだ獲得されていないのだ。

これが、工房教育の課程になると、作家の卵として、作品も記名性を帯びるようになる。例えば、マルセル・ブロイヤーの椅子のように。

さらに工房は産業と結びつくことになる。版画工房が商業広告に移行したことは示唆的だし、成果物の商品化は近年の大学における産学連携や、同時代の理研産業団も思い起こさせる。バウハウスがナチス政権の弾圧で閉鎖させられたという歴史は承知のうえで、20世紀の総動員体制を考えるうえでも先駆的だったのかと思う(そもそもバウハウスは国立の機関として設立されたのだから)。

展示室内で唯一撮れた写真

東京駅から、さっき来た経路を逆戻りして、大手町から地下鉄に乗って半蔵門に。今日初日の国立劇場文楽公演の第三部から見るつもりだったが、半蔵門駅近くのカフェで休憩していたら、本日第二部から休演の情報。どうやら舞台関係者のひとりに発熱の症状があったための対応ということらしい。

せっかく国立劇場まで来たのだから、伝統芸能情報館の展示を見ていくことにした。六代目菊五郎の手になる扇面や軸が展示してあったけど、役者の手すさびというには達者なものですね。

しかし、今年の2月以来の文楽公演、また3月見る予定だった歌舞伎公演が中止になってしまったので、久し振りの国立劇場でもあったのだけど、こういうこともあるんだな。携わる人の数が多いから、気を遣うことだろうと思う。

これからは、演劇に限らず、諸々のジャンルで、こういう突発的な予定の変更はあるものだと考えておくのがよいのだろう。例えば、プロ野球の話だが、ドーム球場が増える前は今より頻繁に雨天中止があったわけだけど、そんな感じで、本日の興行はコロナのため中止、となっても、ふーん、と受け流すくらいに思っておいたほうがよいのかも知れない。

というわけで、突発的に予定を観劇からサウナに変更して、東池袋のタイムズ スパ・レスタに。

久し振りにタイ健式のマッサージをお願いした。肩の凝りに加えて、ふくらはぎの張りが半端なかったのが、おかげで多少マシになった気がする。

マッサージの後、階下のラウンジに降りたら、外は雨が降っていたようだ。館内にいて気づかなかった。

程々にレスタを出て、日付の変わらないうちに帰宅。10,263歩。散歩しなかった割には捗った。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。