そうかそうかそうなったか・・・。
福岡ソフトバンクホークス。
まあ、きのう聞いたばかりで、まだ耳慣れないのは仕方ない。
新しいブランドネームをつける可能性もあるように聞いていたので、とんでもないヘンテコな名前を付けられたらどうしようという不安もあったのだが、結果、直球勝負といおうか、特にひねりもないかわりに、妙な気恥ずかしさもない球団名となった。
孫社長の記者会見の中で、ソフトバンクグループ統一のブランドネームを新たに設けるという考えもあったが、ブロードバンドでも、これから開始する予定の携帯電話事業でも、大事なのはインフラよりも、その中を流通するソフトウェアやコンテンツを数多く提供すること、すなわちソフトバンクという名前がやはりふさわしい、創業の精神に立ち返るという意味でも、ソフトバンクの名前を大切にしていく、というような発言(かなり意訳)があったのは、いろんな会社の社是とか経営理念好きの私にとっては、印象的で、好感のもてることであった。
孫さん自らの言葉をちゃんと聞いたのは(もちろんインターネット経由だけど)これが初めてだと思うけれど、やはり創業社長特有の雰囲気というか、ある種のにおいを感じる。それ自体は悪くない。
前も言ったように、ソフトバンクのビジネスにはどうかなあという思いもあるのだけど(やはり本業で利益を出してナンボだと思うので)、まあそれは、地価頼みに規模を急拡大させたダイエーも同じ。中内功さんが戦後最大の成功経営者であると同時に、最大の失敗経営者であるように(先月ぐらいの文藝春秋の座談会で確か佐野眞一さんがそんなことを言っていたと記憶するが)、孫さんもそういう気概をもってがんばってください(って、私がいうのもかなり僭越だけど)。
しかし、読売新聞のサイトを見たら、いきなり「ソフトバンクの川崎、新垣が保留」か。なんだか違和感あるなあ。
来年はスポーツニュースでも、例えば「ソフトバンク対楽天は、ソフトバンクが勝ちました」とか言うようになるのか。うーむ。ある意味ナマナマしいぞ。
もう「ホークスの川崎、新垣」でいいと思うんだけどねえ。
今回、ソフトバンクが、「ホークス」という名前や応援歌、マスコットを残してくれたことで、孫社長を神扱いする人もいるようだが、確かにありがたいけれど、神というほどではないなあ。もし「福岡ホークス」にしていたら、神と言っていいと思うけど。
神というなら、これも前も言ったように、チーム名から敢然とオーナー企業の名前を外し、さらにその名前をそのまま受け入れた、マルハとTBSのほうが神度が高い。やっぱり孫さんは少し神が足りない(ごめんなさい)。まあ、これは孫さんだけの問題じゃなくて、やはりダイエーと共同責任でしょうけどね。
ぼくのアイディアとすれば、新しい球団名は、「福岡ホークス・サポーテッド・バイ・ソフトバンク」というのはどうかなあと思ってました。
長いでしょう。長いから、最後まで言うのは、例えば表彰式のようなオフィシャルな場面だけで、普段は略して、「福岡ホークス」と言うと。
Jリーグで言うと、「浦和レッドダイヤモンズ」なのに「浦和レッズ」と言ったり、「名古屋グランパスエイト」なのに「名古屋グランパス」と言ったりするようなもんですよ。ちょっと違いますかね。
ゆうべ、酔ったいきおいで、スポーツアイのサイトでまたFDHグッズをいくつも注文してしまった(eハリーズには一時休止で入れなかった)。年明けには、部屋の中がFDHグッズで埋まってしまうのか。