あーもう3月だ。
ホント年とると時間の経つのが早い。
いつものジムで自転車をこいでいたら、モニターでホークスとドラゴンズのオープン戦を放映していた(水曜日の話だ)。
そうかそうかそういう時期なのだ。


しかし、見慣れた顔の選手たちがいつものドームで試合をしているというおなじみの光景なのに、どこか違う。むろん、一番目に付くのはユニホームだが、それだけではなく、いろいろなことが少しずつ違う。
実をいうと、どこか割り切れない想い、釈然としない気持ちが残っている。
南海時代からのファンの方のサイトを覗くと、新生ホークスを応援しようと前向きに気持ちを切り替えられているのが目に入った。
16年前、ホークスが南海からダイエーに売却されたとき、当時のホークスファンの対応もさまざまだったと聞く。すなわち、福岡に移ったホークスを引き続き応援する人、別の在阪球団の応援に回った人、そしてプロ野球を見ること自体から遠ざかっていった人。
ダイエーへの売却を越えてホークスを応援しつづけている人たちは、今回のソフトバンクへの売却に際しても、またホークスのオーナーが替わったというくらいに割り切っているのだろうか。
ぼくはまだ、それが1回目だからだろうか、そこまでの踏ん切りをつけられずにいる。
が、いずれは目の前の現実を受け入れていくのだろう。
ずっとリードされていたホークスが、大村のライト前ヒットで同点に追いついた。
そうかそうか大村か。
不敵な面構えをしている。こういう人は、なんとなく応援したくなる。
ふと、こうしてぼくがオープン戦を見ているころ、バファローズファンの人の心境はいかばかりかという思いが脳裏をよぎる。
それぞれの人が、それぞれのやり方で割り切りを迫られているのだろう。
とてつもない断絶なのだろうな、と思う。
試合は同点のままで終わった。新生ホークスの初勝利はお預けとなった。
自転車をこぐのを適当なところで切り上げて、スポーツクラブの風呂に入った。
体を洗う手を止めて、ちらと横を見ると、湯船に大村似の男が漬かっている。
そうかそうか大村か。
例えば、南海時代からホークスを応援されている方のファンサイト
http://www.ultrahawks.com
例えば、バファローズファンの方のブログ
http://d.hatena.ne.jp/kenken31/
福岡ソフトバンクホークス選手名鑑 [大村直之]
http://www.nikkan-kyusyu.com/hawks/me05/7omura.html

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