今週は、小沢昭一大先生のあれこれについて考えてまいりました。
と言ってもですね、前に申しましたように、私がにわかに小沢昭一マイブームになりましたのは、せいぜい今年の2月だか3月だか、といった頃からでありまして、昨日きょうの小沢マニアにしか過ぎないのでありますよ。
私など、広大無辺な小沢ワールドの入り口のあたりをまさぐっている程度なのでありまして、本当に気持ちがよくなってくるのはこれから、といったところでありましょうかな。って、何の話をしているんだか分からなくなってきましたが。


小沢さんの略歴を見ますと、2、3年程前に勲何等とかいう大層お偉い勲章をお受けになったこともあるそうで、ニュースを気をつけて見ていれば、そんな話も私の目に飛び込んできていたと思うのですが、不肖ワタクシ、全然、記憶に残っておりませんでした。
また、あれは去年のことでしたか、小沢さんの母校である早稲田大学より、確か芸術功労者という表彰を受けられたこともあったそうです。それと関係してか、ここ最近、小沢さん、早稲田で講演をなさったり、パネルディスカッションのパネラーとして参加されたりということもあったようで。
今の私なら、どう時間をやりくりして駆けつけるか頭を悩ますところですが、ま、今を昔になすよしもがな、というところでありましょうかな。
チャンスを逸したということでいいますと、これはもう10年以上前のことだそうですが、小沢さんは「芸能と社会」と題して放送大学の講師を務められていたそうです。放送大学客員教授というわけですな。
前にここで書いたこともありますが、実は私、去年から放送大学の選科履修生として、ま、半年に三科目ずつ程度ですが、ひそかにお勉強しているんです。
もしこの科目、まだやってたらぜひ履修したいところですが、だって、小沢さんに試験の採点やレポートのチェックをしてもらえるんですよ。多分ね。
小沢さんの放送授業のテープ、学習センターにまだ残っているのかなあ。今度聞いてみたいと思います。
まあ、過ぎたことをあれこれ惜しんでも仕方がありませんので、これからのことを言いますと、これは「小沢昭一的こころ」でもご自身宣伝されていましたが、来る6月21日から10日間、新宿末広亭の下席夜の部に、小沢さんが出演されるそうです。
といっても、落語を披露されるわけではなく、昔見聞きした芸人さんの話などをされるそうですが、小沢さんは戦前の少年時代からの筋金入りの寄席演芸ファンですからね。どんなお話が伺えることでしょうか。
私も、さすがに10日間毎日とは行きませんが、1日、2日くらいは都合つけて末広亭に行ってみようと思います。
話によると、例の「タイガー&ドラゴン」というドラマ、実は私、結局1回も見ないで終わってしまったんですが、というのは、別に嫌ってたわけじゃなくて、そもそもテレビドラマというものをここ何年もまともに見ていない人なので、お許し願いたいんですが、このドラマのロケを末広亭でやっていたそうでありますね。
おかげで末広亭は結構な人気だそうで、私は新宿で一杯飲んで、ほろ酔い加減でがら空きの深夜寄席を冷やかすのが楽しみだったりするんですが、あれは先々月くらいのことでしたか、どんどんお客さんが入ってきて、開演前には全席満員になってるの。喜ばしいことなんでしょうが、少し複雑な気分でした。
だから、今回の末広亭もお客さんが入るんじゃないかなあ。トリは小三治師匠だしね。そういえば、小三治師匠は小さんを継がないんですね。話はそれましたが。。
さて、今週一週間の小沢昭一大先生についてのお噂、結局皆様のお役に立つようなお話にはなりませんでしたが、このあたりにさせていただきたいと思います。
この次はどういうお話を申し上げるか、私のほうは「小沢昭一的こころ」とは違いまして、全然なんにも考えていない。行き当たりばったりの考察でありますが、いずれにせよ、これからしばらくは小沢さんの話題(と口調)がちょくちょく顔を出すことになりそうででありまして、何とぞこれに懲りずにお付き合いを願っておきます。
それでは、また来週のこころまでェー!
早稲田大学芸術功労者
http://www.waseda.jp/rps/gaku/gaku2003/meiyo/geijutsu.html
新宿末広亭6月下席番組
http://www.suehirotei.com/prg/06shimo.html
落語好き、寄席に挑戦 俳優の小沢昭一(アサヒ・コム)
http://www.asahi.com/culture/theater/TKY200505300193.html

“小沢昭一的マニア!〜小沢昭一大先生のあれこれについて考える〜” への1件の返信

  1.  
          はじめまして 宮坂ともうします。
       一ヶ月ソフトを作られた方からお聞きしました。
       若き日の小沢さんの声聞きに来てください。
               宮坂お父さん

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