昨日、今日と、暖かかったり寒かったり、どうも落ち着かないですな。
今日なんかは、なんだか冬が戻ってきたような寒さでした。
「今年の四月はまだ寒くて 春が来てない」なんて歌を口ずさんだりしています。
とはいえ、寒かろうが暑かろうが飲み食いしているわけです。
金曜日は高田馬場で飲んでいた。
久しぶりにさかえ通りの鳥やすに入って、まずは煮込みと瓶ビール、その後は焼き鳥とぬる目の燗酒。
馬場もどんどん新しい店ができたり古い店が消えたりしているが、鳥やすは昔から変わらないのがいい。メニューは新しいのが増えているみたいだけど、まあそういうのはあまり頼まない。地酒ふうの高い冷酒もここでは飲まない。
愚直に、煮込みとビールと焼き鳥と普通のお酒ばかり頼んでいます。
前にも確か書いたが、ここの煮込みは大根、人参といった根菜と鶏の手羽とつくねを、あっさりと鶏のスープで煮込んである。
あまり居酒屋を知らなかった学生時代、煮込みといえば鳥やすの煮込みのようなものだと思っていたから、いろいろな店に行き出してから、ひとことで煮込みといっても店ごとにそれぞれ個性があるのに驚いた。
金曜日は、すきっ腹だったこともあってか思いのほかお酒が回り、ビール2本とお酒2杯でおしまい。馬場あたりでもう一軒行きたいなとも思っていたけど、結局そのままどこにも寄らず、うちに帰って着替えも適当にバタンと寝てしまった。
土曜は春の陽気にさそわれて両国界隈をぶらぶらと歩き回る。
洋服屋さんを冷やかしたりしながら、北斎通りを行ったり来たり(この通りにはカジュアル物の卸し兼小売みたいな店が案外多い)。
この界隈は、もちろんぼくの近所だけど、同行者ふたりには、ほとんど初めての場所だ。
知らない街を歩くのもいい。だけどこれでライカでも提げていたらまるでトマソンだね、という話になる。
少し遅めのお昼を亀戸ぎょうざ両国店で食べる。
まずはビールと餃子、その後でひとりが堅焼きそばを頼んだので、ぼくはソース焼きそばを。もうひとりは肉ニラ炒めを食べていた。
その後、一杯気分で江戸東京博物館の常設を見る。
ちょっと酒が入ったところでこういう展示を見て回るのもいいものだ。くだらないことを言ったりしながら、どうせ真剣に見てやしない。
しかし昼間のビールは効くね。お酒を飲んで歩き回るから、随分と酔いが回る。
閉館時間になったので江戸博を出て、晩飯には時間が早いので、まだ明るいし、もう少し両国のあたりを歩く。
隅田川のテラスで、ベンチに腰掛けてぼんやりと屋形船が行き過ぎるのを見ていた。
川面には上流から花びらが帯のように流れてくる。
いい頃合になったので、両国に戻り、焼肉屋に入って、生ビールで乾杯。
それぞれビールを2、3杯飲んで、焼肉も結構食べて、それでも3人で8千円ちょっとだから、結構安い。
もう少し飲もうということになって、駅近くのソウルバーへ。
両国のショットバーというと、駅のホームからも見えるこの店くらいしか知らない。他にいい店があったらお教え願いたい。
ともあれ、そこでカクテルを飲んでさっぱりする。ぼくは3杯作ってもらった。
ここで同行者2名は帰る。
ぼくはもう少し飲み足りない気分で(悪い癖だな)、といっても、前にも書いたように、この時間になると駅近くでこれはという店は開いていない。
結局、これも前に書いた店だが、うちの近くの、おばあさんが一人でやっている居酒屋に入る。
相客のおじさんのひとりは、どうやら三つ目通りとの角にあるお鮨屋さんのご主人らしい。ふーん、ここで飲んでるんだ。
ビール1本飲んだら、だいぶいい加減になってきて、さすがにおとなしく帰った。
日曜は、江戸東京博物館のイベント広場で「両国にぎわい春祭り」というのをやっているから、そこで屋台のトムヤムラーメンやらちゃんこ鍋を食べて、やっぱりビールを飲んだ。
こう書くと、食べたり飲んだりしてばかりみたいですね。
こんにちは
またまた久しぶりにチェックしたら,早稲田の鳥やすの話が。
鳥やすとオムライスが有名な居酒屋(名前失念)は行ってみたいのですが,なかなかチャンスがないのです。
最近は寒い日が多いので隅田川沿いの桜,週末まで持たないかな?
夜中の隅田川テラスはダンボールハウスの住人がいらっしゃるのでちょっと行けなさそうです。
オムライスの店は源兵衛ですね。
あの店もいいですね。私もしばらくごぶさたしています。
桜は今週末は散り盛り(そんな言葉あるのかな)かも知れませんね。
そういう桜はそれはそれでいいかも。
隅田川テラスには確かにホームレスの人たちが目立ちます。
そんなことを知人に言ったら、上野公園もそうだと。
桜の咲くところにはホームレスも集まるのだろうか。
「桜の樹の下には死人が横たわっている」とはいいますが,桜にホームレスとは初耳です。
月末に上野公園に行きましたが,花見ではなくて花見客を見に行ったのかも。
上野公園にしても,隅田川にしても東京の一等地に一戸建てなんてある意味うらやましいですわ。
一年かけて花見の場所取りをしている風流な人たち、と考えることもできますね。