野毛から

そして夜の街に消える

写真は三陽の向かいにあるフライ家(店の名前は知らない)の串カツ。
この店でいう「辛いソース」をかけてもらったが、あるいは串カツには普通のソースのほうが合っていたか。 これが魚のフライなら、やっぱり辛いソースかな。
しばらくぶりに野毛を歩いたら、ここに来るたび訪れていたおでん屋が店を閉めていてショックだった。
壁にゴールデン・カップスのポスターが貼ってあったり、昔のソウル・ミュージックが流れていたりと、ちょっと変わった店で、またそれがよかったのだが。

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神田から

うーむ。美しい眺めだ。
サラリーマンの行くような正しい居酒屋から。
この後、久しぶりに酔っ払ってしまった。少々お疲れ気味だったせいもあるかもね。
今朝はさわやかな目覚めです。

高円寺から

泡盛のシークワーサーお湯割りとフー玉子

調子のあまりよくないところに、寒い中を歩いてきて、できればあったかいお酒が飲みたかったのだが、さすがに沖縄料理店には燗酒はないだろうな。ではお湯割りは・・・とメニューを開いたが見当たらない。
と、腰をおろしたカウンター席の真上を見上げると、張り紙にこのシークワーサーお湯割りという品書きがあったのでさっそく頼んだのだ。これは、いいね。
初めての店で勝手がわからないので、メニューを開くのはやめて、料理もこの張り紙から注文することにする。

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本所から

とりあえず今年も大過なく過ごしましたな。
年の瀬も押し詰まってくると、自分で自分を褒めてやりたくなる。
そこで、自分へのご褒美とばかり、うまいものを飲み食いしに出かけることにした。
といっても、近くの居酒屋だが。

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雲平?

結局、青森・秋田で飲み食いしてきた話も中途半端になってしまったが、毎度のことなのでご容赦願いたい。
ところで、青森駅で特急の発車時刻を待っているときに、駅の売店のレジ脇で目に留まった物体。
P1020092.JPG
これ・・・、かまぼこ?
といっても、富山県関係者以外の方はピンとこないかも知れない。
われわれにとって、かまぼこというのは、こういうものです。

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浅草から

今日はおでん

有名店だと思うから、店の紹介はいいでしょう。
さんざん飲み食いして、浅草から秋葉原までタクシーに同乗してきたのは覚えているが、そこからの記憶がアイマイである。
朝起きてカバンの中を見たら、どういうわけか「オール讀物」と「散歩の達人」が入っていて、そういえば両国駅前の本屋で買ったな。その後は、うちまで歩いたんだっけ?

高田馬場から

早稲田通りから神田川のほうに続くだらだら坂を歩いて、ほぼ川にぶつかるところ。
このへんにいろいろとお店があるというのは、つい最近まで、うかつにも見逃していた。
初めて入る店。カウンター席と、奥に小上がりの小体な店。ぼくの他に客はいない。というか、店の人の姿も見えない。
カウンターの中に姿を見せたのが、そうねえ、多分ぼくとそうは違わないくらいの年の男性ひとりだったから、もしかしてこの人は店番?などと少々いぶかしく思いつつ、とりあえず燗酒を頼む。

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神保町から

気まぐれに入った店

神保町の交差点からほど近いところにあるビルの地下。
まだ若いマスターがひとり。開店してひと月ほどだって。
ビール(バス)、マール(Marc de Bourgogne)、ラム(English harbour)を飲んだ。
マールというのは知らなかった。ワインの絞りかすから造る蒸留酒。要はイタリアのグラッパのようなものだというが。
他に客がいないことをいいことに、バックバーからラムの瓶をいろいろ出してもらって講釈を聞く。English harbourというのはアンティグア島のものだそうだが、プエルトリコ、マルティニック、トリニダード、ガイアナ・・・。酒瓶を見ているだけで気が遠くなりそうな。
しかしバーは気まぐれでしか入らないから、いつまで経っても馴染みの店というのができない。お酒の知識も増えない。ま、もっとも懐の都合もありますが。