毎度同じような話で恐縮なのだが、どうも自宅のPCの動作が不安定で困った。
前にPCを再セットアップした話を書いてから、結局、また2、3回ほどセットアップをやり直している。
今度こそ、いま使っているこの状況で落ち着いたと思うのだが。
最初おかしくなったのは、ぼくの人為的なミスもあると思うのだね。誤ってシステムファイルをいじってしまったのだと思う。普段ならそんなことはしないわけで、その原因を他に押し付けたい思いもあるのだが、まあそのことはいい。
で、システムをまっさらな状況から入れ直すことになる。


ぼくは数年前に組み立てた自作PCをしつこく使いつづけていて、PCのために余計なカネをかけたくないというのもあるが、まあ要はカネがないのだ。OSだって未だにWindows2000を使っている。といっても、日常的な使用には何ら困らない。
手元にあるWindows2000のパッケージは、多分、サービスパックの2くらいまでのもので、まともに使えるようにするには、サービスパック4を入れ、さらにいくつもパッチをあてなくてはならない。むろん、その状態ではウイルス対策ソフトの類は入っていない。そういった追加のモジュール等のすべてを、インターネット経由でダウンロードしてインストールするわけだ。
われながらうかつだったのだが、今や、PCをインターネットに繋いだだけで、向こうからどんどんウイルスだの不正アクセスだのがやってくるのだね。パッチも当てず、ウイルス対策ソフトも導入していない状態のPCをインターネットに繋ぐというのは、どうぞ襲ってくださいというようなものだ。そんな知識はどこか頭の片隅にあったはずなのだが、いざ目の前のPCをなんとかしなくちゃと思うと、すっかり抜け落ちてしまうのだね。
ということで、最初はともかく、2度目、3度目のセットアップは、システムが脆弱な状態でインターネット接続したことによって、ウイルスか不正アクセスかわからないが、とにかくそんな悪さのせいで、システムの動作が不安定になってしまったことによる(ということに、3度目のセットアップをしている途中でようやく気づいた)。なにしろ、ウイルスバスターのセットアップさえできないんだもの。困ったよ。
教訓。古いPCをいきなりインターネットに繋ぐというのは、非常にリスクが高い。いや、PC自体は古くてもいいけど、OSとウイルス対策ソフトは新しいものでなくちゃ。
OSとウイルス対策ソフトについては、まずオフラインの状態で、なるべく最新のモジュールをインストールしておく。そのためには、あらかじめ別のPCでサービスパックをダウンロードしてCD-ROMに入れておくなどする必要があるのだろう。
もっとも、こんなことはPCに詳しい人の間では常識なのかも知れないけど。
それにしてもウイルスというのは厄介なものだね。
3度目にシステムを入れ直してからは、やけに神経質になってしまって、1日あけずに手動でウイルス検索をかけたりしている。しかし、ちょっとしたウェブサイトを見ただけで、簡単にスパイウェアの類(といってもデータマイナーのクッキーくらいだが)がかかるね。
おそらく、インターネット接続している限り、ウイルスや不正アクセスから完全に逃れきることなどできないんだろう。それに、ウイルスと誤認されるアプリケーションだって結構あるわけで、何がウイルスの類で何がそうでないかと完全に切り分けるのも難しいところがある。
まあ、それは人間とウイルスとの関係だってそうですか?
しかしだ、これはもう詳細に書くのはよすが、予備用に置いてあるノートPC(これもWindows2000)まで動作がおかしくなったよ。これ以上、面倒な事にかかわりたくなくて、当分のあいだ起動する気にもならないけどね。
そんなこんなで、この一週間ほど、普段あまり気にしていないPC関係のことで悩まされて、本当に参った。いまどきWindows2000など使ってないでさっさとVistaにしなさい!というマイクロソフトからのメッセージなのか? こうなったら絶対Vistaなんかにしてやるもんかと思う。

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