
第284回下町中ノ郷寄席
開口一番 橘ノ美香「ぜんざい公社」
落語 笑福亭里光「寝床」
手品 伊藤夢葉
仲入り
落語 桂南喬「らくだ」
上の写真だけ見ると、非常にサビシイ客の入りのようですが、実際はそうでもないですから。
開演前に前のほうの席が埋まり出して、前座が終わって仲入りに至る間にまたぽつぽつと客が入ってくる感じ。ここはこういう流儀なんだな・・・。
桂南喬さんの「らくだ」。この人だけ江戸時代から出てきたみたいに見える。短く刈ったごま塩頭から歯切れのいい言葉が飛び出してくるのに身を預けていると、きっとこういう人が江戸の町にいたんだろうなあと思わされるたたずまい。
順番は逆なんだろうけど、噺を聞いているうちに、前に見た映画「猫が変じて虎になる」の場面が彷彿としてきた。由利徹がフグを手に提げて「フグ帰る」(だったかな)とか小ネタ入れてる様子が目に浮かぶ。
* * *
『第284回下町中ノ郷寄席』
会場: 中ノ郷信用組合本店4階大ホール
スケジュール: 2008年02月23日 18:30~
住所: 〒130-0005 東京都墨田区東駒形4-5-4
公式?ブログを見つけたのだが、1年くらい更新されてないようですね。