高円寺の「抱瓶」にシカラムータを見に行ってきた。
ライブを聞きながら泡盛をあおっていると、調子に乗ってピッチがどんどん上がり、思ったより回ってしまって翌朝は大変なことになってしまった。
むろん、これはただぼくひとりの問題であり、抱瓶のせいでも、むろんシカラムータが悪いわけでもありません。しかし久しぶりのかなり本格的な二日酔いの朝だったな今日は。いやはや。
抱瓶に着くのが開演予定の8時寸前になりそうだったので、念のため途中で店に電話を入れておいたのだが、いざ着いてみると、まだ店内はそれほど混雑しているふうでもなく、やや拍子抜けする感じだった。カウンター席にはまだ空きもあったし。去年はこのくらいの時間にはもう一杯だった気がするのだけど。
が、8時をやや過ぎて開演する頃になると、さすがに店内も埋まって立ち見も出て、ライブも後半になると、立ち見でなくても店内全員立ち見立ち聞き(要するに総立ち)になってしまう。
前半のセットリストは、「プレセンテ!」、「HERAKLION」、「ぼんぼり行進曲」(?)、「急な坂」、「地中山脈」、「STARA PLANINA」と、ここまでは休憩の時に書いたメモにある。
後半はなんだかもうよく分からなくなってしまった。「泥の道」(というの?筑摩から出る「チューバはうたう」という小説に関係があるそう)、新曲、曲名は出てこないけど、途中でヘイヘイ!という掛け声で盛り上がる曲、道化師とメモってあるのは「ある道化師の週末」だったのだろうか? いや、もうやめておこう。昨夜のことを思い出そうとするとその後の自己嫌悪のほうが先に立つようだ。とにもかくにも、大変に盛り上がったということだ。
ライブが終わったのはもう11時に近かった気がする。ぼくはかなりヘロヘロになって、店の中をふらふら歩いたり、玄関脇にいたこぐれみわぞうさんに訳分かんない激励(のつもり)を叫んだりした気がする。
気がついたら亀戸で電車を降りていた。亀戸で済んでよかった。
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