日本橋室町から

第五次 第五回 圓朝座
前座 春風亭ぽっぽ「子ほめ」
落語 鈴々舎馬桜「緑林門松竹・お関と小僧平吉」
落語 入船亭扇遊「怪談牡丹灯籠・お露と新三郎」
たまたま鈴々舎馬桜師のウェブサイトを見ていると、2月9日付のご本人の書き込みで、11日の「円朝座」に大量のキャンセルが出て驚いている、云々。
いかにも馬桜師の困惑ぶりが伝わってくる書き込みに、これを目にしたのも何かの縁と、思い立ってお江戸日本橋亭に出かけた。
本当は、こういう落語会は、常連の落語通のお客が多そうで、ぼくのような風来坊が、一見でふらりと立ち寄るのは少々はばかられるのだ。それに、円朝噺も知らないし。

“日本橋室町から” の続きを読む

新宿から

雪が降る

今日は雪のせいで10時までの営業とのこと。
ベルクを出たら、地下通路のシャッターが閉まっていて驚いた。
が、事情通のおじさんがシャッター脇のドアを開けて行くのに連れ立って出た。
チーズでワインを飲みたかったのだが、諸事情でウインナーばかり食べてしまった。次の課題だ。
立ち飲みしながら、ブックファーストで買ったばかりの塩野七生の「コンスタンティノープルの陥落」を読む。このところヨーロッパ史の本を読む必要があって、ビザンツ帝国の歴史を追いかけていたのだが、Wikipediaの記述がちょっとばかり感動的で、もう少し掘り下げてみたいと思ったのだ。
3分の1程読み進んだところで、時間切れ。

“新宿から” の続きを読む

早稲田から

早稲田通りを高田馬場のほうにふらふらと歩いて、早稲田松竹で「未来世紀ブラジル」をやっていたので見た。実は初めて見る。
いやー、うまいこと引きずり込まれて、まんまとやられたな、あのエンディングには。
少しの間甘い夢を見ていた自分に苦笑せざるをえない。
ややほろ苦いが、これでこそ、この映画の本領なのだろう。
と思って、うちに帰ってWikipediaを見ると、なんとハッピーエンドバージョンというのがあるらしい。確かに救いはあるのだろうが、正規のエンディングを見た後では、それでは少々甘ったるいなと思う。

“早稲田から” の続きを読む

馬車道から

はるばる来たぜ、BankART

「食と現代美術 part4」展
会場: BankART 1929 Yokohama
スケジュール: 2008年01月11日 ~ 2008年01月29日
開場時間: 11:30-19:00
住所: 〒231-8315 横浜市中区本町6-50-1
電話: 045-663-2812 ファックス: 045-663-2813

両国から

北斎再チャレンジ

江戸東京博物館の北斎展を見てきた。
あの巨大な建造物の威容を毎日仰ぎ見るように暮らしているはずなのに、いかにも腰が重くって、会期末ギリギリにならないと足を運ばないのだから、われながら相変わらず困ったものだ。
ということで、土曜の閉館間際の時間にざっと流して見て(土曜の夜は開館時間を延長している)、やや物足りない気がしたので日曜の朝に再チャレンジした。こういうところは近所でよかったと思う。

“両国から” の続きを読む