日々是好日 映画俳優・小沢昭一 「英語に弱い男 東は東西は西」の巻

この話を続けようかどうか考えたんですけどね。何しろ、ここのところ小沢さんの映画の話ばかりだから。
ただ、これまで紹介した2作にせよ、これから紹介する作品にせよ、DVDどころかビデオ化もされていない。今後、再び劇場で見る機会があるかどうかも分からない。
であるならば、ぼく自身の覚え書きのために、多少でもメモを残しておこうという、そんなごくごく個人的な動機から、このまま小沢さんの映画の話を続けることにします。でも、あと少しだけですよ。だって、もう2週間以上前に見た映画だし、かなり忘れちゃった。

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日々是好日 映画俳優・小沢昭一 「猫が変じて虎になる」の巻 その3

いつまで経っても小沢さんの映画の話が終わらなくて、自分でも困ってるんですが、まあ、もうしばらくお付き合いください。
小沢さん扮する生命保険の営業マンは、もし一滴でもお酒を飲んだら今度こそクビだと、部長からきつく釘をさされているのに、新しい赴任先は酒飲みばかりの町。ちょっとでも油断すると、いつ何時お酒を飲まされるか分かったもんじゃない。おかげでこの町で小沢さんは、四六時中、ビクビク、オドオド。駅前旅館での扱いも心なしか雑。

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日々是好日 映画俳優・小沢昭一 「猫が変じて虎になる」の巻 その2

えー。遅々としてお話が進みませんが。
その原因のひとつが、前にも書いたように、うちの液晶モニタの映りが突然悪くなってしまったことです。
今にも切れそうなバックライトを極限まで明るくして、液晶のコントラストを目一杯にして、それでなんとか映る程度。しかし、いつまでもこんな画面を見続けていては、視力の限界だ。

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日々是好日 映画俳優・小沢昭一 「猫が変じて虎になる」の巻

さて、1961年の春原政久監督作品「猫が変じて虎になる」のお話です。
皆さんはこの映画のタイトルから、どういうストーリーの作品だと思われるでしょうか。
ぼくはといえば、題名のことはあまり深く考えずに座席につき、さあ、場内が暗くなって上映開始。タイトルロールのバックでは、張子の虎が首を振り振りしている。
後になって気がつけば、このタイトル、映画のストーリーそのままだったりするのですが・・・。もっと早く気づけよ、と言われそうなものです。

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