「私は官憲などというものは、いっさい信用していないのですよ」

今朝の「愛の流刑地」もいいねえ。末尾の一文を引用する。
「いまの菊治には、哀しいけど自慰することだけが、尊大な法に逆らう唯一の手段である」
こんな文章初めて見た。そうか、人間(あるいは男だけか)にとって、自慰こそが極限状況下における国家権力への最後の抵抗手段となるのであったか。うーむ。
堀江社長にも、ぜひ実践していただきたいものだと思う。
ま、そんなことはともかくとしてですな。

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「愛の流刑地」とライブドア

日経の「愛の流刑地」を流し読みしながら、ぼんやりとそんなことを考えているときに、例のライブドアへの強制捜査が報道された。
ライブドアの関係者が、実際にどんなことをしていたのか、それは知らない。
が、それはそれとして、前回書いたように、どんな事件であっても、検察の見方はあくまでひとつの見方にすぎないのだから、常に相対化して見る視点が必要だ、とは常に思っている。
だが・・・。

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「愛の流刑地」

日経の朝刊に、渡辺淳一が「愛の流刑地」という小説を連載している。
いつから連載が始まったのか。普段、新聞に目を通しても新聞小説はまず読まないし、もともと小説好きとはいえないぼくは、実はこれまで、この作家の作品をまともに通読したこともない。
だいたい今だって、この文章を書いていて、渡辺淳一といえば、数年前に映像化されて話題になったあのベストセラーのタイトル、あれ何だっけ?
「楽天地」?そりゃ錦糸町だろ。なんてことを思っていた次第なのだ。
だから、日経を開いても、ああ今は渡辺淳一が連載してるのね、くらいにしか思っていなかった。
ただ、時折、朝刊に似つかわしくないような性描写が出てくるのは目に留まった。

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ごあいさつ

今度はイヌ年ですから、うちの犬の写真でも貼っておきましょうか。
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このページを2005年にご覧になる方は、よいお年をお迎えください。
2006年にご覧になる方は、本年も宜しくお願い申し上げます。

かなりぐったりとしている秋の日

このページの右脇にちょっと書いたが、突然うちの液晶モニターがイカレてしまった。
ま、実は前々からそういう兆候はなきにしもあらずで、それを騙し騙し使っていたところもあるのだが、ここにきて急激に悪化するとは思っていなかった。
多分、バックライトが寿命なのだろうと思う。

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September (bad) dream

この週末は真夏みたいにいい天気でしたが、その前の週末、秋分の日を入れた三連休は、結構涼しかったですよね。
その三連休、ぼくはちょっと実家に帰っていたんですが、急に涼しくなったせいか、向こうで風邪をひいちゃいまして、ほとんど寝に帰ったようなものでした。
日曜の夜に東京に戻ってきて、その晩は多少楽になったかなと思っていたんだけど、朝起きるとそうでもなくて、結局月曜日は、午後から仕事を休ませてもらって。

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