さて、1961年の春原政久監督作品「猫が変じて虎になる」のお話です。
皆さんはこの映画のタイトルから、どういうストーリーの作品だと思われるでしょうか。
ぼくはといえば、題名のことはあまり深く考えずに座席につき、さあ、場内が暗くなって上映開始。タイトルロールのバックでは、張子の虎が首を振り振りしている。
後になって気がつけば、このタイトル、映画のストーリーそのままだったりするのですが・・・。もっと早く気づけよ、と言われそうなものです。
小沢さんの花
日々是好日 映画俳優・小沢昭一 「大当り百発百中」の巻 その3
日々是好日 映画俳優・小沢昭一 「大当り百発百中」の巻 その2
前回のお話は、映画「大当り百発百中」のストーリーを紹介しているところで終わってしまった。
この映画、ぼくはもちろん主役の小沢昭一さん目当てで見に行ったのだけど、小沢さんや前回も紹介した加藤武、松原智恵子といった主なキャスト以外に、ほとんど名前くらいしか知らないような昔の喜劇役者が現役バリバリで動く姿を見ることができたのは、思わぬ儲けものだった。
日々是好日 映画俳優・小沢昭一 「大当り百発百中」の巻
前回のお話の続き。
ということで、ラピュタ阿佐ヶ谷の春原政久監督作品特集、上映スケジュールをチェックして、小沢さんが出演している作品を狙って見に行くことにした。
まず今回は、「おヤエのママさん女中」、「おヤエの家つき女中」そして「大当り百発百中」の三本を続けて見る。なに、三本といっても、どの作品も上映時間は60分前後だから、続けて見たって大したことはない。
日々是好日 映画俳優・小沢昭一
先週の「小沢昭一的こころ」のテーマは「東西南北について考える」。
東西南北といえば・・・、ということで、むかし小沢さんが主演した「東は東・西は西」という映画の話を紹介していた。
というのも、この映画、近々上映されるらしいのですね。
詳しい上映スケジュールを確認しようと思って、劇場のラピュタ阿佐ヶ谷のウェブサイトを見ると、10月は「日々是好日 監督・春原政久」という特集上映をやっている。