初台から

トレースって、物体のトレースと時間のトレースと両方あるんじゃないかなと思った。物の形をなぞるのと、時の流れをたどるのと。
最初は、もっぱら前者のいわばエロティックな触感に気を取られていたんだけど、古屋誠一の展示を見ていて、ようやく自分の迂濶さに気がついた。そして、そのような見方は他の作家にも当てはまるように思った。
うまく言えそうにないけど、写真というものを、今まで自分が考えていたのと違うやり方で総合できそうな気がしてきた。

“初台から” の続きを読む