錦糸町から

錦糸町ぶらぶら寄席 二十六回目
落語 春風亭ぽっぽ「金明竹」
講談 一龍斎貞寿「おこんじょうるり」
仲入り
落語 ぽっぽ「洒落小町」
講談 貞寿「戸田川お紺」

錦糸町のライブハウスで毎月開催されている落語会。
実は、この店に来るのは初めてのこと。
毎回どうしようかと思いながら、結局行ったことがなかったのが、今回思い切って足を向けたのは、出演者のひとりに春風亭ぽっぽさんの名前を見つけたから、ということは、あらかじめ正直に告白しておきます。

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六本木から

Creative Commons License

作家:アイ・ウェイウェイ
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示‐非営利‐改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。

・・・いや、こんな写りのよくない写真にまで律儀にライセンス表示することはないのかも知れないけど、何しろ展示室内で作品の写真を撮ってもいいと言うものだから。
それなら正々堂々と撮って、正々堂々とブログに掲載しましょうと。
そこは、限りなく遵法精神ということで。

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下山から

展示室に足を踏み入れたときは空まで続くようなベッドの列をただただ見上げるばかりだったが、程なくスタッフの方が何か操作したと思った次の瞬間には、突然の豪雨のように大量の水がベッドの上に流れて、騒然とした水音がエーテルのように静かに室内を満たした。
天井から落ちる水が幾本もの線条に見えて、照明にまぎれるうちにベッドを宙吊りにしているピアノ線との見分けが次第につかなくなった。

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上野公園から

雨は小降りになったようだ

* * *

「かたちはうつる-国立西洋美術館所蔵版画展」
会場: 国立西洋美術館
スケジュール: 2009年07月07日 ~ 2009年08月16日
7月20日、8月10日は開館、7月21日(火)は休館
住所: 〒110-0007 東京都台東区上野公園7-7
電話: 03-3828-5131 ファックス: 03-3828-5135

ギャラリー・トーク
日時:8月7日(金)18:00〜(約40分)
解説:新藤淳(国立西洋美術館研究員)
会場:国立西洋美術館講堂 (地下2階)

吾妻橋から

正直言いますけど、聞いていてあんまり心に響いてこないトークだったな。
むろん、対談のところどころには、それなりに印象的な箇所もあったのだけど。
おそらく、今日この場に集まっている人たちのほとんどは、ホストの高山氏、ゲストの桂氏のどちらかの馴染みのお客さんですよね。そういうお客さんたちは、素直に二人の話を聞くんだろうけど、こちらは性根がひねくれているから。別に演劇ファンでもないし。
でも、ここで語られている言葉が、もしこの場を離れて、会場の外に出たら、この街で暮らしている人たちにちゃんと届くのかな。どうも上っ面を撫ぜているだけのような気がしてならない。

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吾妻橋から

ぼくは、いま現在もこれまでも、芸術だの文化だのに携わって飯を食ったことはなく、また、かつてそのような活動を行う組織に属したこともない。
そのことが幸いしたというべきなのか、これまでぼくは、もっぱらアートを見る側、受け入れる側の人間であるという立場に安住していることができた。
いったんそのような側に身を置いてしまえば、アーティストは常に自分とは別世界の住人であり、こちらは一方的に讃嘆してさえいればそれで事足りた。
そういうものだろうと思っていたし、また、そういうものだと思おうとしていた。

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