明治村から

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ちょっと前に出てたCDだけど、買っちゃった。
紀伊国屋の2階のミュージックテイト(あれ?テイトムセンじゃなかった?)には、ちゃんと小沢昭一コーナーがあるんだ。さっすがー!
タイトル曲の「明治村から」は、ご存知愛知県犬山市の博物館明治村の村歌だって。
いかにも明治、という感じの哀感漂う曲調だけど、正直いうと、ちょっと「いかにも」が過ぎるかなあという気もしました。
併せて収録されている明治時代の流行歌はいいねえ。曲がもともと持っている哀感と小沢さんによって吹き込まれた今の空気とのバランスが絶妙だ。
メドレーの合間の小沢さんの語りも楽しい。

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散りぎわの花


ふらっと本屋に寄ったら、小沢さんの文庫本の新刊が出てた!
即買い。
ついでに東京人の落語特集も買いました。

小沢昭一的文庫本

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eBOOKOFFに小沢さんの旧著が出ていたので買った。
ちなみに全部絶版本。
これで新潮文庫の「小沢昭一的こころ」シリーズで手に入っていないのは「泣け!お父さん 小沢昭一的こころ」だけになった。

小沢昭一的末廣亭ふたたび その3

書きかけだった末広亭のご報告を続けることにします。
「ニュース速報」ということで、きょうの宝塚記念の結果を報告し出した小沢さん。
その日の宝塚記念は、断然人気のタップダンスシチーがなんと7着、11番人気の伏兵スイープトウショウが優勝という波乱の結果。もし三連単で買っていれば大もうけ。
競馬好きの小沢さん、この話を言いたくてたまらなかったんでしょう。
ところがワタシは、小沢さんと違って競馬は全くわからないの。

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小沢昭一的末廣亭ふたたび その2

末広亭のサイトを見ますと、トップページにこんなお知らせが。
「勝手ながら28、29、30日を昼夜入替とさせていただきます。なにとぞよろしくおねがいいたします。」
小沢さんの出演も今日、明日の残り二日間。昼夜入替もむべなるかな、というところです。
が、今日は久しぶりの梅雨らしい雨もよう。多少は、客足も落ちるんじゃないかなと期待して出かけてみたら、おんなじような期待でやってきた人ばかり、ということにもなりかねませんから、軽々には申し上げないことにいたします。
それでは、小沢昭一的末広亭ふたたび、のお話の続きです。

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小沢昭一的末廣亭ふたたび

ふたたび末広亭に行ってまいりました。
もちろん、小沢昭一大先生目当てであります。
前回は諸事情から夜の部の途中からでしたが、今回は満を持して、ちゃんと前座さんから見ようという魂胆でありますよ。
小沢効果で末広亭に行列ができているらしいという噂は聞いていましたから、夜の部の開演時間より多少早く到着するように出かけたんですが、噂は本当だった。まだ昼の部の途中だってのに、末広亭の前にはもう行列ができてるの。

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小沢昭一的末廣亭 その3

長くなったので稿を改めます。
いったん話はそれるが、今回の末広亭への小沢さんの出演は、小沢さんと旧知の仲である、柳家小三冶師匠の勧めによるそう。
この末広亭6月下席夜の部の主任は、その小三冶さん。番組表を見ると、小沢さんはトリの二人前。例の「小沢昭一的こころ」で、確かこの順番のことを「尻三」という言い方があったと、小沢さん、言っていたっけ。
ところがこの日、実は小三冶師匠はお休みで、トリは柳家権太楼師匠が代演となっている。寄席に代演、休演は珍しくないことで、致し方なければ即ちやむを得ないのだけど、せっかくなので、小沢さんと小三冶さんの絡みなんてのも、期待したかったところかな。

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小沢昭一的末廣亭 その2

小沢昭一さんが出演した末広亭の話の続き。
よく、盆と正月が一緒にやってきた、なんて言い方をするが、この日のお客さんの入りのスゴさは、もう、お正月とゴールデンウィークが一緒にやってきたんじゃないかっていうくらい。
というのも、どの噺家さんが言ってたか忘れたけど、寄席にお客さんがたくさんやってくるのは年に2回、正月とゴールデンウィークだそうで、今週は、平日だってのに、そんな連休並みの客入りだっていうから、やっぱり小沢昭一効果なのか。普段あまり寄席に来ない人に加えて、小沢さん目当てで来ている人もかなり多そうだ。

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小沢昭一的サイン本

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「小沢昭一がめぐる寄席の世界」、先週買ったばっかりなのに、末広亭に行ったらサイン本売ってるっていうから、もう一冊買っちゃったよ。

小沢昭一的末廣亭

いやー、こんなに末広亭にお客が入っているのなんて、初めて見た。
1階、2回の座席も桟敷席もいっぱいで、左右の通路に立ち見まで出ている。
かくいう私も、舞台向って左側の桟敷席の上がり口前に陣取って立ち見することにする。
ちょうどいいタイミングで、円丈さんの高座が始まる。

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