大銀座小沢昭一的祭 その4

小沢さんの江戸の吉原の話でした。
あとは駆け足で行きますよ。というか、もう記憶力の限界だあ。
廓(郭)ってのは、城郭のカクって書く。実際に江戸時代の吉原はお堀で囲まれていた。お歯黒どぶってやつですね。遊女が逃げられないように、ということですか。
花魁(おいらん)という字は、花に魁(さきがけ)と書く。鼻の先が欠けたからじゃないですよ。
遊女のことは娼妓(しょうぎ)とも言う。小沢さん、床机と掛けてたな。このシャレはよく聞こえなかった。それから将棋とも掛けていた。とにかく金銀がないと相手にならない、とか・・・。
野球選手が引退するとコーチになる。花魁も引退するとコーチになるのですよ。それをやり手ババアという。なるほど、やり手ババアというのは、新米の花魁に男の手練手管を教えるコーチ役でもあったわけか。
しかし、ババアといっても、まだ30歳ほどですよ。では、今のババアはどうなんだと。そういう人たちを表す言葉が、そもそもなかった。

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吾妻橋から

しかしちょっとでもお酒が入って帰ってくると、何もやる気がなくなっちゃうんだよね。

かくれすむ

今週のお題は「隠居」。
にわかに心境が変わった。もっとひとりよがりに句を読もうと思う。
7月見も知らぬ鳥のかくれすむ
この夏彼女の後頭部にかくれすむ
入道雲我が精子のかくれすむ
灼熱や隠棲願望ありし我
これでは宮坂お父さんの掲示板には書けないけど、まずは経過報告まで。

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大銀座小沢昭一的祭 その3

またいつものことだ。調子に乗って長々と書き始めたのはいいけど、だんだん息が切れてきて、結局は尻切れ。
まずは、このように自己嫌悪しておいて。
あれから1週間以上も経ってしまいました。小沢さんの大銀座落語祭出演から。
すでに記憶もかなり断片化しつつあるのですが、最後に、もう少しだけメモの棚ざらえをしておきましょう。もし、どなたでもこれをご覧になっていて、私の記憶に誤りがあれば、ご指摘をいただければ幸いです。
そういえば、今回の小沢さんの話を聞いていて、はたと膝をうつことがあった。
確か、この大銀座落語祭の前日?だかに小沢さんは熊本で宿泊していたというのですよね。そして、その小沢さんの熊本の定宿の向かいに、かつて豪壮な木造の楼閣があって、以前、それが取り壊されていくさまを見ていて悲しかった、というお話をされていましたよね。

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木母寺から

我関せず、という感じの猫

以下「向島のはじまり〜森の記憶 町の記憶〜」にて
梅雨晴れ間我関せずとあくび猫
梅雨晴れて自称詩人のひるねかな
草むらに父と子捕虫網踊る
梅雨雲に紅白提灯宵を待つ
木母寺や少女は口寄せ蚊を叩く
梅雨晴れて行方知れずはこの私
石文は享保と読めり枯れ紫陽花

雨通る 焼酎を割り 蛸を食む

すいません、大銀座落語祭での小沢さんの話はちょっとお休みさせていただいて、今週もまた、素人俳句の時間ですよ。
宮坂お父さんのお題は「水産物」ですか。ちょっと広いですよね・・・。
今週の昭一的こころが「タコ、イカ、クラゲについて考える」だから、水産物の中でも、まずはそっち系に絞って考えましょうか。
私、魚はなんでも食べるんですけど、魚以外の水産物は、実は、得意じゃないものも多いんです。
例えば、エビやカニの類。いや、お付き合いの席など、食べないと失礼になるような場では、口にしますよ。しぶしぶながら。だけど、わがままのいえる場では、自分から注文することはまずないし、どうしてもエビやカニの料理がセットになっている場合は、気心の知れた相手との食事だったら、その相手の皿に、自分のをひょいっと乗っけちゃう。

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大銀座小沢昭一的祭 その2

いやはや、こんな調子で思い出しつつ書いていったら、いつまで経っても終わりそうにないですが。だってまだ、小沢さんの話、冒頭も冒頭ですよ。
そもそも、今回の小沢さんの話には、ちゃんとタイトルがついていまして、題して「小沢昭一の吉原へ御案内」。
小沢さんは、今回、春風亭小朝さんから大銀座落語祭への出演を依頼されたとき、江戸の吉原の話をしてほしいと言われたそうです。小沢さんそれを聞いて、いくらなんでもおれはそんなに古くないよ、だって。
落語の廓噺って、今のお客さんにはなかなか理解してもらうのが難しいそうですね。噺の背景も、出てくる言葉も、われわれにはすっかり縁遠いものになってしまった。だから、廓噺をするときは、噺のまくらでしっかり説明しておかないと、お客さんがついてこないのだとか(これは円菊さんが言ってたんだっけな?)。
ともあれ今回の小沢さんは、休憩後に控えた二席の廓噺に向けて、入船亭扇遊さん言うところの、最高のまくらということになった次第です。

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