桜木町から

桜木町の創造空間9001で三田村光土里展を見た。
廃止になった東横線桜木町駅の、もとは券売機が並んでいた、その裏側で映像を見る。
これは、ちょっとない体験だ。
コインが詰まったか何かで、券売機の呼び出しボタンを押すと、機械の脇の小窓から駅員が顔を出して、「どうかしました?」などと聞いてきたりする。
その駅員のいる部屋が、ここなのだ。

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初台から

トレースって、物体のトレースと時間のトレースと両方あるんじゃないかなと思った。物の形をなぞるのと、時の流れをたどるのと。
最初は、もっぱら前者のいわばエロティックな触感に気を取られていたんだけど、古屋誠一の展示を見ていて、ようやく自分の迂濶さに気がついた。そして、そのような見方は他の作家にも当てはまるように思った。
うまく言えそうにないけど、写真というものを、今まで自分が考えていたのと違うやり方で総合できそうな気がしてきた。

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