恵比寿から
いやあ、こういう企画もあるんだ。
何人ものキュレーターが、ひとりひとり、自分の名前を正面きって出して、作品を選んで、展示する。
ある意味、真剣勝負ですよね。ごく限られたスペースで、写真についての学識、自らの写真観、審美眼・・・。そういった自分と写真に関するもろもろを、自分ひとりの責任で開陳することになる。しかも、まわりは、みんなライヴァル。
逆に、スペースも作品数も限られているからこそだろうが、見ている分には、その人なりの企画意図やメッセージがまっすぐに伝わってきて、どの人も展示も結構面白かった。
六本木から
吾妻橋から
六本木から
ル・コルビュジエ展のメモ(ギャラリー・トークを聞きながら)
1920年代、キュビスムのゆりもどしとしてのピュリスム。
1930年代(1930年前後か)、画面に色彩、陰影、多様なモチーフの登場。
「レア(Léa)」という一枚の絵(1931)。
このタイトルは、シュルレアリスムの演劇に出てくる何がしとか(帰宅していろいろ検索してみたけど、いいところまで行ってそうなのだが、結局それらしいものにはたどり着けなかった、今のところ)。
六本木から
ル・コルビュジエ展のメモ
ピュリスムの絵画。
画面に繰り返し現れるモチーフ。縦に波形の模様のついたボトルとグラス。
底に突起のあるワインボトル。
ロンシャンの礼拝堂の模型。
まず、不思議な造形だな・・・と思う。モダニズムとはいえないだろう。確かに絵画の中に現れるものと共通するかたち。
後期のキュビスムの複雑な画面構成に対する反応としてのピュリスム。
そこに、友人であったレジェからの影響が見られる、とか。どこか、ひとすじなわではいかない感じ。
池袋から
平成19年9月16日中席夜の部のメモ
朝太は聞き逃した。
志ん馬「宮戸川」
笑組。
小さん「子ほめ」初七日、でサゲ。
志ん駒。川口出身で蜷川幸雄が近所だったとか、舞鶴で海上自衛隊に入隊した話とか、志ん生・志ん朝両師の思い出話とか。
近藤志げる。野口雨情話。船頭小唄。縄のれんに野口雨情が弟子と入ったら、そこで飲んでいた3人が・・・とか。昔の演歌師の流れにある人なのだろうか。
中村橋から
野毛から
写真は三陽の向かいにあるフライ家(店の名前は知らない)の串カツ。
この店でいう「辛いソース」をかけてもらったが、あるいは串カツには普通のソースのほうが合っていたか。 これが魚のフライなら、やっぱり辛いソースかな。
しばらくぶりに野毛を歩いたら、ここに来るたび訪れていたおでん屋が店を閉めていてショックだった。
壁にゴールデン・カップスのポスターが貼ってあったり、昔のソウル・ミュージックが流れていたりと、ちょっと変わった店で、またそれがよかったのだが。