ねぎし三平堂の三平堂落語会に行ってきた。かなり久しぶり。
前にこの会で、林家錦平さんの「阿武松」を聞いた話は、どこかで覚え書きをしておいたと思う。そのとき以来の二回目。
今回も実は、錦平さん目当てなのですよ。
というのも、先週、錦平さんの独演会が上野の鈴本であって、なんにもなければ仕事が終わったら駆けつけるところだったのに、所用で断念した。
錦平さんの落語も長らく聞いていない。かわら版を見ていたら、三平堂の出演者に名前を見つけたので、思い切って腰を上げた次第。
日々是好日 映画俳優・小沢昭一 「大当り百発百中」の巻 その2
前回のお話は、映画「大当り百発百中」のストーリーを紹介しているところで終わってしまった。
この映画、ぼくはもちろん主役の小沢昭一さん目当てで見に行ったのだけど、小沢さんや前回も紹介した加藤武、松原智恵子といった主なキャスト以外に、ほとんど名前くらいしか知らないような昔の喜劇役者が現役バリバリで動く姿を見ることができたのは、思わぬ儲けものだった。
夏の終わりを締める
新宿末広亭の9月上席昼の部に行ってきた。
末広亭は6月に小沢昭一さんが出演してたとき以来。あのときの客の入りには本当に驚いたけど、さあ今回はどうか。
1時半少し前に末広亭に入ると、1階の椅子席はほぼ満員。両側の桟敷席も後ろのほうに2、3人ほど座れる場所があるかなという程度で、後から来た客をどんどん2階に上げている。
まだ早い時間かなと思っていたら、結構入っているじゃないの。いやー、油断できませんね。
末廣亭から
小沢昭一的末廣亭ふたたび その3
書きかけだった末広亭のご報告を続けることにします。
「ニュース速報」ということで、きょうの宝塚記念の結果を報告し出した小沢さん。
その日の宝塚記念は、断然人気のタップダンスシチーがなんと7着、11番人気の伏兵スイープトウショウが優勝という波乱の結果。もし三連単で買っていれば大もうけ。
競馬好きの小沢さん、この話を言いたくてたまらなかったんでしょう。
ところがワタシは、小沢さんと違って競馬は全くわからないの。
小沢昭一的末廣亭ふたたび その2
末広亭のサイトを見ますと、トップページにこんなお知らせが。
「勝手ながら28、29、30日を昼夜入替とさせていただきます。なにとぞよろしくおねがいいたします。」
小沢さんの出演も今日、明日の残り二日間。昼夜入替もむべなるかな、というところです。
が、今日は久しぶりの梅雨らしい雨もよう。多少は、客足も落ちるんじゃないかなと期待して出かけてみたら、おんなじような期待でやってきた人ばかり、ということにもなりかねませんから、軽々には申し上げないことにいたします。
それでは、小沢昭一的末広亭ふたたび、のお話の続きです。
小沢昭一的末廣亭 その3
長くなったので稿を改めます。
いったん話はそれるが、今回の末広亭への小沢さんの出演は、小沢さんと旧知の仲である、柳家小三冶師匠の勧めによるそう。
この末広亭6月下席夜の部の主任は、その小三冶さん。番組表を見ると、小沢さんはトリの二人前。例の「小沢昭一的こころ」で、確かこの順番のことを「尻三」という言い方があったと、小沢さん、言っていたっけ。
ところがこの日、実は小三冶師匠はお休みで、トリは柳家権太楼師匠が代演となっている。寄席に代演、休演は珍しくないことで、致し方なければ即ちやむを得ないのだけど、せっかくなので、小沢さんと小三冶さんの絡みなんてのも、期待したかったところかな。
小沢昭一的末廣亭 その2
小沢昭一さんが出演した末広亭の話の続き。
よく、盆と正月が一緒にやってきた、なんて言い方をするが、この日のお客さんの入りのスゴさは、もう、お正月とゴールデンウィークが一緒にやってきたんじゃないかっていうくらい。
というのも、どの噺家さんが言ってたか忘れたけど、寄席にお客さんがたくさんやってくるのは年に2回、正月とゴールデンウィークだそうで、今週は、平日だってのに、そんな連休並みの客入りだっていうから、やっぱり小沢昭一効果なのか。普段あまり寄席に来ない人に加えて、小沢さん目当てで来ている人もかなり多そうだ。
小沢昭一的末廣亭
いやー、こんなに末広亭にお客が入っているのなんて、初めて見た。
1階、2回の座席も桟敷席もいっぱいで、左右の通路に立ち見まで出ている。
かくいう私も、舞台向って左側の桟敷席の上がり口前に陣取って立ち見することにする。
ちょうどいいタイミングで、円丈さんの高座が始まる。